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大腸ガンの様々な原因 |
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大腸ガンの原因は、生活習慣、加齢、環境や、遺伝子的要因などがあります。
それぞれの原因べつにくわしくみていきましょう。
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大腸がんと生活習慣 |
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食生活では、食の欧米化があります。高カロリーや高脂肪で繊維質のすくないものばかり食べていると、大腸がんになる確率があがるようです。
肉や脂肪の多い食事をいつも食べていると、胆のうから脂肪を分解するための胆汁(たんじる)がたくさん出ます。胆汁酸は小腸に入ると腸の中の細菌に分解されて、その分解された成分に発ガン物質(リトコール酸)が含まれているということがわかっています。
野菜などの食物繊維は、大腸がんの発生を減らす効果があるので、食物繊維をしっかりととることが大腸がん予防に大切です。
そして喫煙は、いろいろながんの原因とされていますが、大腸がんでもたばこを吸うことはがん発生の確率を上げるとされています。
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大腸がんと大便 |
さらに食物繊維は便通を良くします。便秘などで便が大腸に残った状態にしておくのは、便にある発ガン物質を大腸にとどめている時間が長くなるので、大腸がんになる確率を高めます。
ですから、毎日の排便も大切な大腸がんの予防となります。
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大腸ガンと環境 |
環境でいうと、大腸がんは発展している場所の方がなりやすいというデータがあります。つまり、発展途上国よりも先進国の方がなりやすく、地方よりも都会のほうが確率が高いということです。
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大腸ガンと加齢 |
高齢者になると、大腸がんの確率も上がります。大腸がんの方でもっとも多い年齢は 60歳代です。次いで 70歳代、50歳代となります。
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大腸がんと遺伝子 |
遺伝子による原因は今でも研究が続けられ、解明されていることもあります。
4〜5個の遺伝子異常の蓄積により大腸がんになるとされています。
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