歯肉がん

- 口腔がんの歯肉がんとは?症状・検査・治療について解説。

歯肉がんとは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「歯肉がん(しにくがん)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、歯肉ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、歯肉癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     歯肉がん(歯茎)とは?


歯肉がん(しにくがん)とは、歯肉(歯茎:はぐき)にできるがんのことで、「歯茎がん」ともいいます。口の中にできるがんを「口腔がん(こうくうがん)」と呼びますが、歯肉がんはそのうちの一つでもあります。

口腔がんとしては、舌にできるがんである「舌がん(ぜつがん)」の次に多く発生しますが、口腔がん自体がガン全体でみるとあまり多くはないので、歯肉がんもまれながんであるといえます。

歯肉がんは、上あごの歯茎よりも下あごの歯茎に発生することが多いです。

年齢では、40歳以上の方に多く発生します。性別では女性より男性に多いです。



歯肉がんの原因

歯肉がんの原因は、まだはっきりしたことはわかっていません。ただ、喫煙(たばこ)、アルコールの刺激、虫歯、歯石、入れ歯や歯に入れている金属による慢性的な歯茎(はぐき)への刺激、口の中を不潔にしている、などが歯肉がんの発生と関係があると考えられています。

さらに、歯による慢性的な炎症が長く続くことで、歯肉にがんが発生する確率が高くなるともいわれています。

これらのような様々な原因が複合することで、歯肉がんが発生するとされています。



歯肉がんの症状

歯肉がんの症状は、初期の段階では、歯ぐきの炎症と同じような症状が起こります。例えば、歯の痛み、歯茎のはれ、などの症状を感じるようになります。

歯肉がんが進行すると、しこりとなって潰瘍(しゅよう)ができ、 悪臭や神経痛のような痛みが出たり、出血することもあります。

さらに進行すると、歯肉のすぐ下にある骨の上顎骨(じょうがくこつ)や下顎骨(げがくこつ)へとがんが広がっていきます。そのために、歯がゆるんだり、抜け落ちたりすることがあります。

そして、がんは頬(ほお)の粘膜、口腔底(こうくうてい:舌の根本を包んでいる部分)、口蓋(こうがい:口腔と鼻腔とを境する組織のことを)などの周りへと進んでいきます。また、リンパ節などへ転移することもあります。



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