口腔がん

-口腔がんとは?症状・検査・治療について解説。

口腔がんとは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「口腔がん(こうくうがん)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、口腔ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、口腔癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     口腔がんとは?


口腔がん(こうくうがん)とは、口の粘膜にできるがんの総称(そうしょう)です。全てのガンの中での割合は1〜2%ぐらいのまれながんです。


口腔がんは、口の中の発生する場所によって、「舌がん(ぜつがん)」、「歯肉がん(しにくがん)」、「口腔底がん」、「頬粘膜がん(きょうねんまくがん)」、「硬口蓋がん(こうこうがいがん)」、などがあります。

口腔がんで最も多いのが「舌がん」で、口腔がんの約50%を占めます。次に多いのが「歯肉がん」で、約20%ぐらいです。


舌がんとは、舌に発生するがんで、舌の側縁部(舌の周りの部分)に発生しやすく、次に舌の下の部分、舌の付け根の順番で発生しやすくなります。(※舌がんについてくわしくは「舌がんとは?」のページからご覧下さい。)

歯肉がんとは、歯茎(はぐき)に発生するがんのことで、「歯茎がん」ともいいます。女性よりも男性に多く、年齢では 40歳以上の方に多いです。(※歯肉がんについてくわしくは「歯肉がんとは?」のページからご覧下さい。)


口腔がんは、早期で治療すれば約80%が治るとされています。口腔がん全体で見ると、約60%に完治が期待できます。

口腔がんで亡くなる人は、1年で約3,500人です。女性より男性に多く、年齢では、40歳〜60歳ぐらいに多く見られます。ただ、20〜30歳代の若い人にも増えています。


口腔がんは、あごの下や首のリンパ節へ転移しやすいです。特に舌にはたくさんのリンパ節があるので、舌がんが見つかって医師が診断したときにはすでにガンがリンパ節へ転移しているということが多いです。



口腔がんの種類

口腔がん、つまり口の中にできるがんは、発生する場所によっていくつかの種類がありますので、見ていきましょう。


▼口腔がんの種類
舌がん(ぜつがん) - 舌にできるがん
歯肉がん(しにくがん) - 歯肉(歯茎)にできるがん
・口腔底がん - 舌と歯肉の間にできるがん
・頬粘膜がん(きょうねんまくがん) - ほほの内側にできるがん
・口蓋がん(こうがいがん) - 口の中の天井の部分にできるがん
・口唇がん(こうしんがん) - 唇(くちびる)にできるがん
・唾液腺がん - 口内の唾液(だえき)を作る組織にできるがん



口腔がんの原因

口腔がんの原因は、はっきりとしたことはわかっていません。ただ、喫煙(たばこ)と飲酒は口腔がんの発生を高めるとされています。

さらに、口の中を不潔にしておいたり、虫歯や入れ歯による刺激、アスベストや化学薬品に長い期間接触する、なども口腔がんへの危険が高まると考えられています。



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