白血病の検査は、「血液検査」と「骨髄穿刺(こつずいせんし)」が基本です。他にも、白血病細胞の染色体検査や遺伝子検査を行います。
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血液検査 |
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血液検査は、血液を採取して、血液中の赤血球(せっけっきゅう)、白血球(はっけっきゅう)、血小板(けっしょうばん)、の数に異常がないかどうかを調べます。
赤血球や血小板が異常に減少していて、白血球が増加している場合は白血病であると考えられます。ただ、白血球が増加しない場合もあります。
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骨髄穿刺(こつずいせんし) |
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骨髄穿刺(こつずいせんし)は、骨髄に針を刺して、骨髄の中の血液を採取して調べる検査です。骨髄の中の血液に白血病細胞が異常に多い場合は、白血病であることが確実となります。
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白血病のステージ・病期 |
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白血病には、急性と慢性がありますが、急性白血病には病期(ステージ)分類はありません。白血病は血液がガン化する病気なので、急性のように発見されたときには、すでに体中にガン化した血液が流れている状態です。つまり、他のがんでいうところのW期(最もがんが進んだ状態)と同じと考えられます。
慢性骨髄性白血病には、病気の進行度によって、「慢性期」、「移行期」、「急性転化期」、の3つに分類されています。
慢性リンパ性白血病は、0期〜W期に分けられています。
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