くも膜下出血の予防

- くも膜下出血の予防について解説

くも膜下出血予防

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)について解説しています。クモ膜下出血は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、くも膜下出血はとても危険な病気なのです。ですからくも膜下出血について理解し、くも膜下出血の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、くも膜下出血を早期発見・予防できるようにしましょう!
 くも膜下出血について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     くも膜下出血の予防


 くも膜下出血は、高血圧により脳の血管(動脈)が分岐している部分に長い間圧力が加わることで発生する「動脈瘤(どうみゃくりゅう)」が破裂することで起こることが多いです。

 ですから、クモ膜下出血を予防するには、くも膜下出血の最大の原因である、「高血圧」を改善することにあります。

 くも膜下出血の原因は高血圧だけではないのですが、くも膜下出血の原因の約85%が「脳動脈瘤の破裂」なので、高血圧には要注意と言えます。(動脈瘤の原因についてくわしくは「くも膜下出血の原因@」のページからご覧下さい)



高血圧と動脈硬化・動脈瘤

 高血圧とは、血圧が慢性的に高くなる状態のことです。血液が流れるときに血管に加わる力がが血圧です。血圧が高くなりすぎると、血管が痛んでしまい、動脈硬化を引き起こしてしまいます。

 動脈硬化は脳梗塞、脳出血を引き起こす原因となる病気なので、高血圧の解消・改善・予防は脳卒中の予防となり再発防止にもなります。

 ちなみに、高血圧とされる血圧値は、「収縮期血圧 140mmHg以上 / 拡張期血圧 90以上」です。

 理想的な血圧値は、「収縮期血圧(上の血圧) 120mmHg未満 / 拡張期血圧(下の血圧) 80mmHg未満」とされています。正常域とされている血圧値は「収縮期血圧 130mmHg未満 / 拡張期血圧 85未満」です。


 また、高血圧は「動脈瘤(どうみゃくりゅう)」を発生させる原因になります。

 動脈瘤とは、血流や血圧などの力(高血圧)により動脈が分岐している部分に長い間圧力がくわわることで、動脈の一部がコブのようにふくれてしまう状態のことです。動脈瘤は直径 1〜2mmの小さいものや胸やお腹の血管にできる 5〜6cmの大きなものまで様々な大きさがあります。

 脳に発生した動脈瘤(脳動脈瘤:のう どうみゃくりゅう)があると、高血圧などにより動脈瘤の壁が破れて出血し、くも膜下出血が発症してしまう可能性が高くなります。


 高血圧の原因・症状・治療・予防などについては「高血圧」のカテゴリをご覧下さい。

 また、くも膜下出血などの脳卒中の予防についてくわしくは、下記の脳卒中の予防と再発防止の解説紹介ページを参考にしていただけたらと思います。


脳卒中の予防・再発防止
 →脳卒中の予防と再発防止@
 →脳卒中の予防と再発防止A〜高血圧・動脈硬化
 →脳卒中の予防と再発防止B〜高脂血症・糖尿病
 →脳卒中の予防と再発防止C〜不整脈
 →脳卒中の予防と再発防止D〜肥満・メタボ
 →脳卒中の予防と再発防止E〜生活習慣
  ※脳卒中のカテゴリページへ→「脳卒中
 

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