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脳卒中と肥満・メタボリックシンドローム |
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肥満は、様々な生活習慣病を引き起こす原因となります。
動脈硬化、高血圧、糖尿病、高脂血症、など、脳卒中の危険を高める病気の原因となるのです。
また、心臓の冠動脈が詰まって酸素不足になることで起こる「心筋梗塞(しんきん こうそく)」や「狭心症(きょうしんしょう)」などの虚血性心疾患(きょけつせい しんしっかん)を発症させる危険も高くしてしまうのです。
ですから肥満を解消することは、動脈硬化、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の予防となります。これらの生活習慣病は脳卒中と大きく関わっているので、肥満解消は脳卒中の予防にもつながるわけです。
また、メタボリックシンドローム(代謝症候群:たいしゃ しょうこうぐん)にも注意が必要です。
メタボリックシンドロームとは、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満、の4つを合わせ持っている状態のことです。
メタボリックシンドロームになってしまうと、動脈硬化が進んでしまい、脳梗塞や心筋梗塞などの血管が詰まって血液不足になることで発症する虚血性(きょけつせい)の疾患が発症しやすくなるので、注意が必要です。
肥満・メタボリックシンドロームについて詳しくは、「肥満・メタボリックシンドローム」のカテゴリをごらんください。
それでは次のページでは、脳卒中になる危険を高める生活習慣についてみていきましょう。
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