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※脳卒中の予防法について最初から見たい方は、「脳卒中の予防と再発防止①」のページからご覧下さい。
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脳卒中と不整脈（心房細動） |
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不整脈（ふせいみゃく）とは、脈の打つスピードが速すぎたり、遅すぎたり、不規則になったりする状態のことです。
不整脈の一種である「心房細動（しんぼう さいどう）」は、脳卒中の一種である「心原性脳梗塞（しんげんせい のうこうそく）」の原因となります。
心房細動とは、心臓自体が作り出す心臓を動かすための電気刺激がうまく伝わらなくなることで、心臓の動きが悪くなり、脈が乱れる（不整脈になる）病気です。
心房細動により不整脈が起こり、血液を一気に送り出せなくなって血流が悪くなると、血液が心臓の中でよどみ、血液が固まって「血栓（けっせん）」ができやすくなってしまいます。
心臓で発生した血栓が、脳の血管（動脈）まで流れると脳の太い動脈に詰まってしまうため、脳梗塞が起こってしまいます。
心房細動は、脳梗塞を引き起こす原因となる病気なので、心房細動の解消・予防は脳梗塞（脳卒中）の予防となり再発防止にもつながります。
心房細動の原因となるのは、高血圧、冠動脈（かんどうみゃく：心臓の周りを走行している血管）の動脈硬化、心筋症、お酒やコーヒーの飲み過ぎ、たばこの吸いすぎ、などです。また、加齢により心房細動の危険は高くなります。
心房細動や心原性脳梗塞についてさらにくわしくは、「脳梗塞」のカテゴリの「心原性脳梗塞症とは？」のページをご覧下さい。
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