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脳卒中と高脂血症 (こうしけっしょう) |
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高脂血症とは、血液の中のコレステロールや中性脂肪(トリグリセリド:トリグリセライド)が多すぎてしまう状態が続く病気です。
高脂血症には、いくつかのタイプががります。それは、総コレステロール値が高い「高コレステロール血症」、LDL(悪玉)コレステロール値が高い「高LDLコレステロール血症」、HDL(善玉)コレステロール値が低い「低HDLコレステロール血症」、中性脂肪(トリグリセリド)が高い「高トリグリセリド血症」、です。
これらの高脂血症のタイプの中でも、動脈硬化の重大な危険因子は、「高LDLコレステロール血症」です。
つまり、高脂血症になると、動脈硬化になる可能性が高くなってしまい、動脈硬化により脳梗塞、脳出血をになる確率が高くなってしまうので、高脂血症の解消・改善・予防は脳卒中の予防となり再発防止にもなります。
高脂血症のくわしい原因・症状・治療・予防については、「高脂血症」のカテゴリをご覧下さい。
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脳卒中と糖尿病 (とうにょうびょう) |
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糖尿病とは、血液の中のブドウ糖の量がいつも多い状態(高血糖の状態)が続いてしまう病気です。
血液の中にブドウ糖が多い状態がつづくと、そのうちブドウ糖が血管(動脈)にダメージをあたえて、動脈硬化になってしまいます。
動脈硬化は脳梗塞、脳出血を引き起こす原因となる病気なので、糖尿病の解消・改善・予防は脳卒中の予防となり再発防止にもつながります。
糖尿病と診断される血糖値は、「空腹時血糖値 126mg/dl以上」ある場合です。「空腹時血糖値
110〜125mg/dl」までは、「境界型糖尿病」と呼ばれ、糖尿病予備軍とされます。
糖尿病を予防は、食事療法、運動療法が基本となります。食事による摂取カロリーを抑え、毎日適度な運動をすることが大切です。肥満している場合はもちろん解消する必要があります。
糖尿病の原因・症状・治療・予防についてくわしくは「糖尿病」のカテゴリをご覧下さい。
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