高血圧と脳卒中

- 高血圧と脳卒中・動脈硬化について解説

高血圧脳卒中

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)について解説しています。脳卒中は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳卒中はとても危険な病気なのです。ですから脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)について理解し、脳卒中の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報などから、脳卒中を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
脳卒中 一覧へ 脳卒中の予防と再発防止A
高血圧・動脈硬化〜
 スポンサーリンク
     脳卒中の予防と再発防止A〜高血圧・動脈硬化


※前のページ「脳卒中の予防と再発防止@」の続きです↓



 それでは、脳卒中の危険因子(脳卒中を引き起こす原因となるもの)についてみていきましょう。


脳卒中と動脈硬化

 動脈硬化は、高血圧や糖尿病、高脂血症により、血管が硬くもろくなってしまう病気です。

 動脈硬化により、血栓(けっせん:血液の固まり)ができやすくなり、その血栓が脳の血管(動脈)に詰まってしまうと「脳梗塞(のうこうそく)」になってしまいます。

 また、動脈硬化によりもろくなった血管が破れて脳で出血してしまうと「脳出血」になってしまいます。

 動脈硬化の最大の原因は高血圧です。また、高血糖(糖尿病)、高コレステロール(高脂血症)などでも動脈硬化が引き起こされるので、これらの改善・解消することが脳卒中の予防となります。

※動脈硬化の原因・症状・治療・予防についてくわしくは、「動脈硬化」のカテゴリをごらんください。



脳卒中と高血圧

 高血圧とは、血圧が慢性的に高くなる状態のことです。血液が流れるときに血管に加わる力がが血圧です。血圧が高くなりすぎると、血管が痛んでしまい、動脈硬化を引き起こしてしまいます。

 動脈硬化は脳梗塞、脳出血を引き起こす原因となる病気なので、高血圧の解消・改善・予防は脳卒中の予防となり再発防止にもなります。

 ちなみに、高血圧とされる血圧値は、「収縮期血圧 140mmHg以上 / 拡張期血圧 90以上」です。

 理想的な血圧値は、「収縮期血圧(上の血圧) 120mmHg未満 / 拡張期血圧(下の血圧) 80mmHg未満」とされています。正常域とされている血圧値は「収縮期血圧 130mmHg未満 / 拡張期血圧 85未満」です。


 また、高血圧は「動脈瘤(どうみゃくりゅう)」を発生させる原因になります。

 動脈瘤とは、血流や血圧などの力(高血圧)により動脈が分岐している部分に長い間圧力がくわわることで、動脈の一部がコブのようにふくれてしまう状態のことです。動脈瘤は直径 1〜2mmの小さいものや胸やお腹の血管にできる 5〜6cmの大きなものまで様々な大きさがあります。

 脳に発生した動脈瘤(脳動脈瘤:のう どうみゃくりゅう)があると、高血圧などにより動脈瘤の壁が破れて出血し、くも膜下出血が発症してしまう可能性が高くなります。


 高血圧の原因・症状・治療・予防などについては「高血圧」のカテゴリをご覧下さい。



※次のページ「脳卒中の予防と再発防止B〜高脂血症・糖尿病」へ続く・・・・

スポンサーリンク


次のページ
  「脳卒中の予防と再発防止B〜高脂血症・糖尿病」へ進む
前のページ「脳卒中の予防と再発防止@」へもどる

脳卒中 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved