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内臓脂肪はとれやすい! |
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メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)の原因となる内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて、「つきやすく、とれやすい」、という特徴を持っています。
ですから、内臓脂肪を減らすことは、食事療法や運動療法をしっかり行っていけば難しいことではありません。
それでは、内臓脂肪を減らすメタボリック症候群の予防・改善の食事療法と運動療法について見ていきましょう。
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メタボリックシンドローム対策・予防の食事療法 |
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私は、体の中で使われるエネルギーを食事により摂取(せっしゅ)し、そのエネルギーを消費して、毎日生活しています。
つまり、内臓脂肪がたまって肥満するということは、消費するエネルギーよりも多いエネルギーの食事を食べているからで、消費する分のエネルギーだけ食べていれば太りも痩せもしないのです。
たまってしまった内臓脂肪を減らすには、その内臓脂肪を消費するようにすればよいので、「1日の摂取エネルギー(カロリー)」を「1日で消費するエネルギー」よりも少なくすれば良いのです。そうすれば内臓脂肪がエネルギーとして利用されるので、内臓脂肪が減少します。
ただ、あまりにも過激な食事制限をすると、栄養のバランスがくずれてしまい、健康的に痩せることができません。それに、急激な減量は挫折(ざせつ)しやすくなり、リバウンドを起こすことにもつながります。
日本人では、まず、体重の 4〜5%の減量を目指すのが良いとされています。
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適正エネルギー量にまで減らす |
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肥満とメタボリック症候群の予防・改善として、 1日の食事を「適正エネルギー量(てきせい えねるぎー りょう)」にまで減らす、という方法があります。
適正エネルギー量とは、1日に必要な最小エネルギー量のことで、1日に何kcal(キロカロリー)の食品を食べるのがベストなのかがわかります。
1日の摂取エネルギーを適正エネルギー量にまで下げるだけでも、内臓脂肪の減少効果があります。
適正エネルギー量の計算方法や内臓脂肪減少させる食事療法についてくわしくは、「肥満」のカテゴリの下記のページでくわしく解説・紹介していますので、そちらのページをご覧下さい。
▼肥満の解消・改善のための食事療法
それでは次のページでは内臓脂肪を減らす運動療法について見ていきましょう。
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