メタボリックシンドロームの診断基準

- メタボリックシンドロームの診断基準と腹囲測定について解説

メタボリックシンドローム診断基準

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)について解説しています。メタボリックシンドロームは誰でもなる可能性がありますが、特に中年から高齢になるとなりやすくなります。そして、メタボリックシンドロームはとても危険な病気の発症につながることもあります。ですからメタボリックシンドロームについて理解して、メタボリックシンドロームの症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、メタボリックシンドロームを予防できるようにしましょう!
 メタボリックシンドロームについて知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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メタボリックシンドロームの診断基準

自分がメタボリックシンドロームであるかどうか、つまりメタボ度がどれぐらいなのかを知る方法の 1つに、腹囲(ふくい:お腹周りのこと)の測定があります。

それではメタボ度を測定してみましょう。メジャーを用意してください。


▼メタボ度の測定方法

・まず、両足そろえて立ち、体やお腹の力を抜きます。手は自然に下にたらします。

・メジャーをおへその高さのところに巻き付けます。お腹にくいこまないように、メジャーが地面と水平になるようにしてください。

・自然に呼吸をして、息を吐いた終わりのときにメジャーのメモリを確認します。

※測定は、なるべく食後 2時間後ぐらいに測るのがよいでしょう。

※通常、おへその高さで測るのですが、お腹が出っぱっていて、へその位置が下がってしまっている人は、メジャーで測る位置を、脇の肋骨(ろっこつ)のいちばん下と骨盤(こつばん)のいちばん上の中間あたりを測りましょう。


▼メタボ度の基準

・男性・・・へその高さの腹囲が 85cm

・女性・・・へその高さの腹囲が 90cm



通常は、へその高さの位置で測ります。男性で腹囲が 85cm、女性で 90cmあると、そのお腹周りの部分を、体を輪切りにした断面画像を撮影できる「CT」と呼ばれる検査をしたときに、内臓脂肪の面積が 100cm2(平方センチメートル)あると判定できます。

内臓脂肪の面積が 100cm2を超えると、糖尿病脳卒中心疾患(しんしっかん)、などの病気が発生しやすくなるので、「男性 85cm」、「女性 90cm」が内臓脂肪型肥満であると判断できる基準とされています。



BMIとは?

肥満度の測定方法には、「BMI」というものがあります。

BMIとは、「ボディ・マス・インデックス」の略で、身長からみた体重の割合を示す体格指数です。理想的な体重を割り出すためによく使われています。

BMIによる肥満度の計算方法は、「肥満」のカテゴリの「肥満度のチェック@〜BMI」のページでくわしく解説していますので、そちらをご覧下さい。



それでは次のページでは、メタボリックドミノについて見ていきましょう。

※次のページ「メタボリックドミノとは?」へ続く・・・・



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