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メタボリックシンドロームの診断基準 |
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自分がメタボリックシンドロームであるかどうか、つまりメタボ度がどれぐらいなのかを知る方法の 1つに、腹囲(ふくい:お腹周りのこと)の測定があります。
それではメタボ度を測定してみましょう。メジャーを用意してください。
▼メタボ度の測定方法
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・まず、両足そろえて立ち、体やお腹の力を抜きます。手は自然に下にたらします。
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・メジャーをおへその高さのところに巻き付けます。お腹にくいこまないように、メジャーが地面と水平になるようにしてください。
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・自然に呼吸をして、息を吐いた終わりのときにメジャーのメモリを確認します。
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※測定は、なるべく食後 2時間後ぐらいに測るのがよいでしょう。
※通常、おへその高さで測るのですが、お腹が出っぱっていて、へその位置が下がってしまっている人は、メジャーで測る位置を、脇の肋骨(ろっこつ)のいちばん下と骨盤(こつばん)のいちばん上の中間あたりを測りましょう。
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▼メタボ度の基準
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・男性・・・へその高さの腹囲が 85cm
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・女性・・・へその高さの腹囲が 90cm
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通常は、へその高さの位置で測ります。男性で腹囲が 85cm、女性で 90cmあると、そのお腹周りの部分を、体を輪切りにした断面画像を撮影できる「CT」と呼ばれる検査をしたときに、内臓脂肪の面積が
100cm2(平方センチメートル)あると判定できます。
内臓脂肪の面積が 100cm2を超えると、糖尿病・脳卒中・心疾患(しんしっかん)、などの病気が発生しやすくなるので、「男性 85cm」、「女性 90cm」が内臓脂肪型肥満であると判断できる基準とされています。
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BMIとは? |
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肥満度の測定方法には、「BMI」というものがあります。
BMIとは、「ボディ・マス・インデックス」の略で、身長からみた体重の割合を示す体格指数です。理想的な体重を割り出すためによく使われています。
BMIによる肥満度の計算方法は、「肥満」のカテゴリの「肥満度のチェック@〜BMI」のページでくわしく解説していますので、そちらをご覧下さい。
それでは次のページでは、メタボリックドミノについて見ていきましょう。
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