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メタボリックシンドロームは、「メタボリック症候群」、もしくは「内臓脂肪症候群(ないぞうしぼう しょうこうぐん)」とも呼ばれますが、この「内臓脂肪」とはどのようなものなのでしょうか?
それでは肥満の種類と内臓脂肪について見ていきましょう。
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肥満の2つの種類 |
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肥満には2つの種類があります。
それは、「皮下脂肪型肥満(ひか しぼう がた ひまん)」と「内臓脂肪型肥満」の 2つです。
皮下脂肪型肥満とは、皮下(筋肉と皮との間)の脂肪である「皮下脂肪」がたくさんついている状態の肥満です。
皮下脂肪型肥満は女性に多く、体型が洋ナシのような形になるので「洋ナシ型肥満」ともいいます。
内臓脂肪型肥満とは、お腹の辺りにある臓器をおおう「腸間膜(ちょうかんまく)」などにたまる脂肪である「内臓脂肪」がたくさんついている状態の肥満のことです。筋肉の内側で、腸などの内臓の周りに脂肪がくっついています。
内臓脂肪型肥満は男性に多く、体型がリンゴのような形になるので「リンゴ型肥満」ともいいます。
この 2つの種類のうち、生活習慣病に深く関係してるのが、内臓脂肪型肥満です。つまり、メタボリックシンドロームの人は、内臓脂肪型肥満であり、この内臓脂肪がたまりすぎることが問題なのです。
内臓脂肪がたまって内臓脂肪型肥満であるのに、それを解消しないでいると、そのうちに、高血圧、高血糖、脂質異常、などが重複して発症させてしまい、メタボリックシンドロームになってしまうのです。
では、メタボリックシンドロームになる原因は内臓脂肪にあるわけですが、内臓脂肪型肥満になる原因とは何なのでしょうか?
次のページでは、メタボリックシンドロームと内臓脂肪型肥満の原因について見ていきましょう。
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