肥満しているかどうかをチェックするためには、肥満度を調べる計算方法があります。
肥満度の計算には「BMI」を使います。BMIとは、「ボディ・マス・インデックス」の略で、身長からみた体重の割合を示す体格指数です。理想的な体重を割り出すためによく使われています。
また、「標準体重から肥満度を調べる方法」や「肥満率の計算方法」などもありますので、興味のある方は合わせてご覧下さい。
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BMI数値による肥満度チェック |
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肥満しているかどうかを測定するために、「肥満度」を計算して算出してみましょう。肥満度の算出は「BMI」を使って計算します。
BMI = 現在の体重(kg) ÷ (身長[m]×身長[m])
BMI = 現在の体重(kg) ÷ 身長[m] ÷ 身長[m]
※数式が 2つありますが、どちらで計算しても同じです。
それでは、2つのうちの上の式で計算して肥満度の測定・判定をしてみます。まず自分の身長と身長をかけます。170cmの人でしたら、単位を「メートル」にして「1.7×1.7」で「2.89」になります。そして、「2.89」で現在の体重を割ります。体重が
70kgだとすると、「70÷2.89」で、算出されるBMIの数値は「24.2」になります。
BMIの数値が出たら、肥満度の判定です。下の表をみてください。数値が当てはまる部分があなたの判定結果です。健康のために理想的な数値はBMIが「22」です。
上で計算して出た「24.2」は、「肥満ぎみ」ということになります。
やせすぎ |
やせ気味 |
理想体重 |
肥満ぎみ |
肥満 |
17.6以下 |
19.8以下 |
22 |
24.2以上 |
26.4以上 |
判定 |
肥満指数(BMI) |
やせ(低体重) |
18.5未満 |
普通体重 |
18.5〜25未満 |
肥満度 1 |
25〜30未満 |
肥満度 2 |
30〜35未満 |
肥満度 3 |
35〜40未満 |
肥満度 4 |
40以上 |
それでは次のページでは、標準体重からの肥満度の計算方法について見ていきましょう。
※次のページ「肥満度のチェックA〜標準体重と肥満度チェック」へ続く・・・・
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