肥満と妊娠

- 肥満と妊娠と糖代謝異常について解説

肥満妊娠

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、肥満(ひまん)について解説しています。肥満は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になるとなりやすくなります。そして、肥満はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから肥満について理解して、肥満の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、肥満を予防できるようにしましょう!
 肥満について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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肥満している妊婦の危険

前のページ「肥満と妊娠@〜肥満と不妊」では、肥満していると妊娠しずらいということに関して解説・紹介しました。

肥満しているからといって、妊娠できないわけではないのですが、妊娠できたからといっても安心することはできません。

肥満している妊婦には、様々な危険・リスクがあるからです。

このページでは、肥満している妊婦の妊娠中の危険・リスクについて見ていきましょう。

肥満している妊婦は、「糖代謝異常(とうたいしゃ いじょう)」、「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」、「巨大児(きょだいじ)」、などになる危険性が高くなります。

それでは、「糖代謝異常」、「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」、「巨大児」について簡単に見ていきましょう。



糖代謝異常とは?

糖代謝異常(とうたいしゃ いじょう)とは、血液の中のブドウ糖の量である「血糖値」が少し高い状態(高血糖状態)のことです。妊娠する前から糖尿病である「糖尿病合併妊娠(とうにょうびょう がっぺい にんしん)」と、妊娠中に糖代謝異常になる「妊娠糖尿病(にんしん とうにょう びょう)」の2つのタイプに分類できます。

妊娠していると、血糖値を下げるインスリンの働きをさまたげるホルモンが胎盤(たいばん)から分泌されたり、胎盤でインスリンが分解されることで高血糖になりやすくなります。

妊娠中の糖代謝異常の症状は、母子ともに様々なものが発生します。

母体に起こる症状は、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)・羊水過多症(ようすいかたしょう)糖尿病性網膜症糖尿病性腎症の悪化・糖尿病性昏睡、などです。

子供に起こる症状は、奇形・巨大児・新生児低血糖・高ビリルビン血症・低カルシウム血症・呼吸障害の合併などです。

ですから、妊婦の方はちゃんと血糖値を下げることが大切です。


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