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子宮ガンの症状は、異常な出血、悪臭や変色したおりもの、痛み、尿や便の異常、など様々なものがあります。このページでは子宮頸ガンと子宮体ガンの症状と、子宮がんでよく見られる症状を少しくわしく見ていきましょう。
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子宮頸ガン(子宮頚ガン)の症状 |
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子宮頸ガン(しきゅう けい がん)の初期の段階では、これといった症状はありません。
ガンが進行してくると、生理ではない出血、性交渉などで出血する接触出血、ふだんと違う色や悪臭のあるおりもの、また月経の量が増える・長引くなどがみられることもあります。
若い人では、性交渉などで出血することで子宮ガンの症状に気づく可能性が高いです。
逆に高齢者の方、性交渉による出血ということはほどんどないので、子宮頸部のガンがかなり進んでしまってからの出血で気づく場合が多いです。
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子宮体ガンの症状 |
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子宮体ガン(しきゅう たい がん)の初期の症状は、子宮頸がんと同じくほどんどありません。
ガンが進行してくると、生理ではない出血、ふだんと違う色や悪臭のあるおりもの、排尿痛・排尿困難、性交時の痛み、陣痛のような下腹部の痛み、骨盤の辺りの痛み、などの症状が現れます。
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子宮ガンに見られる症状 - 異常な出血 |
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出血は、子宮頸がんと子宮体がんの両方にみられる症状です。ガンが大きくなると、表面がくずれて潰瘍(かいよう)になり、出血するようになります。
閉経した方で出血が続いたり、生理ではないのに出血が続いたりする場合はすぐに医師に検診してもらいましょう。
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子宮ガンに見られる症状 - おりものの異常 |
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初期の子宮ガンでは、あまり起こらない症状ですが、ガンが進行してくると変色したり、悪臭がしたりします。
ただ、少しガンが進行しても、おりものの異常が必ずあるというわけではないので、おりものの異常が無いからといって安心はできません。
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