※前のページ「子宮ガンの治療B〜放射線療法・化学療法」の続きです。
※子宮癌の治療について最初から見たい方は、「子宮がんの治療@」のページからご覧下さい。
ホルモン療法(内分泌療法)とは、がん細胞を殺すためにホルモン剤(女性ホルモン剤)を飲み薬により服する治です。子宮体がんで、ステージ(病期)が0期〜Ta期であり、妊娠・出産を希望する方へ行われる治療です。ホルモン剤が効くかどうかを組織診などで調べてから行います。
ホルモン療法を行う場合は、癌(ガン)の病巣を含む子宮内膜をすべて掻爬(そうは)する治療と組み合わせて行います。(※掻爬とは、器具などで内膜を掻き出す方法です。)
ホルモン療法の効果がない場合は、手術により治療します。また、血管が詰まってしまう血栓症(けっせんしょう)になったことのある人はホルモン療法による治療はできません。ちなみに血栓症による病気は、脳梗塞(のうこうそく)や心筋梗塞(しんきんこうそく)などの病気です。
また、ホルモン療法は、化学療法にかわる全身的治療として行う場合もあります。
それでは次のページでは、子宮頸がんのステージ(病期)別の治療についてくわしく見ていきましょう。
※次のページ「子宮頸がんの治療〜ステージ(病期)別」へ・・・・
|