舌ガン

- 口腔がんの舌ガンとは?症状・検査・治療について解説。

舌ガンとは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「舌がん(ぜつがん)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、舌ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、舌癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     舌ガンの治療


※舌がんについて最初から見たい方は「舌がんとは?」のページからごらんください。


舌ガン治療は、手術によりがんを切除することが基本となります。首の周りのリンパ節に転移がある場合は、リンパ節も切除します。

舌ガンは、舌という食事や会話で重要な役割のある部分に発生するので、治療方法もなるべく舌の機能を残すようにして行います。手術により舌をかなり切除した場合は、舌の機能を取り戻すための再建手術を行います。

また、がん小さくてリンパ節への転移がない早期の舌がんの場合は、放射線療法を行うことができます。

それでは、舌ガンの手術と放射線療法についてくわしく見ていきましょう。



外科療法(手術)

舌ガン治療の基本となるのが手術です。がんを切除する範囲は、「部分切除」、「半側切除」、「亜全摘(あぜんてき:一部の残す方法)」、「全摘出」、などの方法があります。


舌ガンのT期からU期では、がんを「部分切除」して舌の機能をなるべく残すように手術します。

V期までがんが進んでいる場合は、がんがある側の半分を縦に切除する「半側切除」を行い、さらにリンパ節の郭清(かくせい)を行います。残った舌は機能を残せるように手術により形を整えます。(※リンパ節郭清とは、リンパ節を周囲の脂肪組織ごとすべて除去することです。)

W期までがんが進んでしまうと、舌の半分を切除する「半側切除」、もしくは舌のほとんどを切除する「亜全摘」、または全部を切除する「全摘出」を行います。さらにリンパ節の郭清も行います。


舌ガンの手術で舌を切除しても、半分までであれば話すことはほとんど問題ありません。舌の切除範囲が大きく、舌の機能に問題が出る場合は、舌の「再建手術(さいけんしゅじゅつ)」を行います。

舌の再建手術は、腕の筋肉やお腹の筋肉などを利用して舌に移植します。舌を全て切除してしまった場合でも、再建手術により、話せるようになったり、食べ物を飲み込めるようになったりします。



放射線療法

舌ガン放射線療法は、がんが 3cm以下の比較的早期(T期、U期)であれば放射線による治療で治ることもあります。

舌ガンの放射線療法に、「密封小線源治療(みっぷう しょうせんげん ちりょう)」があります。これはラジウムやセシウムなどの放射線が出る針を、直接がんに刺して治療する方法です。

手術による治療の後に、放射線による治療が追加されることもあります。



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