腎臓がん(腎細胞がん)の生存率は、腎臓に癌(ガン)がとどまっている早期がんの場合は、5年生存率 約90%以上です。
がんの大きさが4cm以下であれば手術によりかなり高い確率で治すことができます。ただ、がんが5cm以上であったり、転移があったりすると治療後の経過(予後)も悪くなっていきます。
腎盂がん(じんうがん)では、治療後の経過は腎細胞がんに比べるとよくありません。ただ、初期であれば治療後の 5年生存率は90〜100%ぐらいです。がんがある程度進行してしまうと 5年生存率 約10〜40%とかなり低くなってしまいます。
腎臓がんでは、治療後10年〜20年経過しても再発する可能性があるので、定期的に検査を受けて経過を観察することが大切です。