白血病の治療法

-白血病の治療法について解説。(はっけつびょう)

白血病治療法

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも白血病(はっけつびょう)について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、白血病の様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、白血病をできるだけ早期発見できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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※前のページ「白血病の治療@」の続きです↓


それではこのページでは、白血病の種類別にその治療法について見ていきましょう。



急性骨髄性白血病の治療法

急性骨髄性白血病(きゅうせいこつずいせいはっけつびょう)の治療は、前のページ「白血病の治療@」で紹介しました、「寛解導入法(かんかいどうにゅうほう)」、「地固め療法」、「維持療法(強化療法)」、などの治療法を行います。



急性リンパ性白血病の治療法

急性リンパ性白血病の治療は、寛解導入法が治療の基本となります。寛解導入法については前のページの「白血病の治療@」をご覧下さい。

また、急性リンパ性白血病の治療では、「イマチニブ(商品名:グリベック)」という分子標的治療薬が有効ですが、使い続けていると耐性ができて効かなくなるので、他の抗がん剤と組み合わせて使われることもあります。分子標的治療薬については「白血病の治療@」のページをご覧ください。



慢性骨髄性白血病の治療法

慢性骨髄性白血病の治療では、「イマチニブ(商品名:グリベック)」という分子標的治療薬が第一に選択されます。この薬を使うことで、患者さんの約70%が治癒したというデータもあります。病気がグリベックに耐性を持ってしまい薬が効かない場合は、「同種造血幹細胞移植」が行われます。同種造血幹細胞移植は、他人から造血幹細胞をもらって移植する方法です。

また、インターフェロンαの注射を続けることで、治る可能性があります。毎日皮下注射することで、白血病細胞が消失する場合があります。グリベックに耐性を持って薬が効かなくなり、何らかの理由で同種造血幹細胞移植も行えない場合に適応となる治療です。

慢性骨髄性白血病の場合、造血幹細胞移植を受けることで、完全に治すことが期待できます。しかし、慢性骨髄性白血病が急性へと転化してしまうと、成功確率がかなりさがってしまいます。

移植が難しい場合は、抗がん剤(ブスルファン・ヒドロキシカルバミド)により治療します。根治することは難しいですが、体の状態を良好に保つことができます。



慢性リンパ性白血病の治療法

慢性リンパ性白血病の治療は、少量の抗がん剤の投与を続けて、リンパ球の増加やリンパ節のはれなどを抑えます。



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