※前のページ「ガンの予防A〜がんと栄養素」の続きです↓
前のページ「ガンの予防A〜がんと栄養素」では、がんの発生するリスクを低下させる栄養素のお話をしました。
このページでは、がんを予防する食生活として、食生活の注意点を見ていきましょう。
|
がん防止効果のある栄養素をとろう! |
|
|
これは、前のページ「ガンの予防A〜がんと栄養素」で解説しました。代表的なものとして、「ビタミンC」、「ベータカロテン(ビタミンA)」、「ビタミンE」、「食物繊維(しょくもつせんい)」、などがあります。
|
塩分の取りすぎに注意しよう! |
|
|
塩分を取りすぎると、胃の表面の粘膜が流されることで胃がダメージを受け、胃炎が発生して発がん物質の影響を受けやすくなり、胃がんのリスクが高くなります。
|
焦げた食べ物はさけよう! |
|
|
ご存じのかたも多いかもしれせんね。「焦げ」には発がん物質が含まれています。焼き魚、パン、肉、などの焦げは食べないようにしましょう。
|
熱いものを飲み込まない! |
|
|
あまり熱いものを飲み込んでいると食道や胃の粘膜を傷つけるので、がん発生(胃癌・食道癌)の危険があります。熱い物をあわてて食べたり、飲み込んだりしないように注意しましょう。
|
動物性脂肪をひかえよう! |
|
|
大腸ガンも乳ガンも、女性ホルモンにより発性リスクが高くなります。動物性脂肪は、男性ホルモンを女性ホルモンに変化させる働きがあるので、動物性脂肪を控(ひか)えることは、大腸がんや乳がんの発生リスクを低くします。
|
カビに気をつけよう! |
|
|
カビには発がん物質があります。カビの生えた食べ物などを口に入れるのはやめましょう。
|
お酒をの飲み過ぎないようにしよう! |
|
|
アルコールは、肝臓で分解される過程で「アセトアルデヒド」という発がん性を持つ物質が発生するので、がんのリスクを高くするといわれています。
また、飲酒は、口腔がん(こうくうがん)、喉頭がん(こうとうがん)、咽頭がん(いんとうがん)、食道がん、大腸がん、前立腺がんへのリスクも高くします。喫煙が加わることで、さらにそのリスクは高くなります。
さらに、お酒の飲み過ぎにより、肝臓の病気である「肝硬変」になる危険があり、肝硬変は肝臓がんへと進んでしまうこともあるので注意が必要です。
|
食品添加物に注意しよう! |
|
|
食品には添加物が加えられているものがあります。食品に含まれている添加物の量は規制されているので、普通では問題がないのですが、添加物の含まれているある食品ばかりたくさん食べるような偏食をずっと続けていると、がん発生の危険が高くなります。
|
バランスのよい食事を! |
|
|
食生活とがんとの関わりについて見てきましたが、大切なのは、「バランスの良い食生活」であるといえます。肉類や脂っこいものばっかりではなく、野菜や魚、豆類など、いろいろな種類の食品をバランスよく食べることが、がん予防につながります。
|