罹患(りかん)とは、「病気にかかること」を意味しています。つまり、がんの罹患率(りかんりつ)とは、ある集団が一定の期間でがんになる割合のことです。すでにがんになっている人は含まれません。
がんは、様々なものがありますが、日本人でもっとも多くみられる、罹患率 第1位は、「胃がん」です。毎年、約 10万人が胃がんになっているといわれています。死亡者数では、全部のがんの中で第
2位です。
胃がんに次ぐ罹患率 第2位のがんは「大腸がん」です。毎年、約 9万人ぐらいの人が大腸がんになっているといわれています。死亡者数では、全部のがんの中で第3位です。
罹患率 第3位のがんは「肺がん」です。ただ、肺がんは死亡者数で見ると、全がん中 第1位となる、死亡率の高いがんです。以前は胃がんが死亡率
1位でした。
罹患率 第4位のがんは「肝臓がん」です。肝臓がんは全てのがんの死亡者数でも第4位です。
女性だけで見ますと、罹患率 第1位のがんは「乳がん」です。死亡者数は、全がん中 第8位です。
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