脳出血の手術

- 脳出血の手術・外科療法について解説

脳出血手術

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳出血(のうしゅっけつ)について解説しています。脳出血は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳出血はとても危険な病気なのです。ですから脳出血について理解し、脳出血の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳出血を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳出血について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     脳出血の治療A〜手術T


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 脳出血では、血腫(けっしゅ)が小さい場合(出血の範囲が小さい場合)は自然に吸収されるので、薬物療法などの治療を行いますが、血腫が比較的大きく、意識障害があって、脳ヘルニアになる可能性がる場合には「手術(外科療法)」を行います。

 また、患者さん身体の状態や年齢、発病からどれぐらい時間が経過しているか、血腫の場所、重症度、などの要素もふまえて、手術を行うかどうかを最終的に判断します。

 脳出血での手術は、出血により発生した「血腫(けっしゅ:血液の固まり)」を取り除くことが目的です。

 血腫が大きくなると脳を圧迫して、頭蓋骨の中の圧力が高くなる「頭蓋内圧亢進(ずがいないあつこうしん)」が起こり、脳への障害が大きくなってしまうので、手術により血腫を取り除きます。

 脳出血の手術には、大きく分けると、頭蓋骨を切り開く「開頭手術」と、小さな穴を開けて管状の器具を入れて血腫を吸い出す「吸引術」があります。

 そして脳出血の手術の方法は、「開頭血腫除去術」、「CT定位的血腫吸引術」、「脳室ドレナージ」、「神経内視鏡手術」、などがあります。

 脳出血の手術は、「被殻出血(ひかく しゅっけつ)」、「小脳出血」、「皮質下出血」などの脳出血のタイプに適しているので、血腫の範囲が大きい場合は手術をする場合もあります。

 ただ、脳出血の手術の前に「脳ヘルニア」が起こっていて昏睡状態にある場合は、手術を受けても半数の人が死亡してしまうと言われています。



 それでは脳出血の手術について、それぞれ見ていきましょう。

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