小脳出血

- 小脳出血の後遺症・症状について解説

小脳出血とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳出血(のうしゅっけつ)について解説しています。脳出血は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳出血はとても危険な病気なのです。ですから脳出血について理解し、脳出血の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳出血を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳出血について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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〜脳幹出血・小脳出血
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     脳出血の種類と症状C〜脳幹出血・小脳出血


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脳幹出血 (のうかん しゅっけつ)

 脳幹出血(のうかんしゅっけつ)とは、脳幹と呼ばれる部分が出血する脳出血で、「橋出血(きょうしゅっけつ)」とも呼ばれます。脳出血全体の約 5%がこのタイプの脳出血です。

 脳幹とは、間脳(かんのう:視床・視床下部)、中脳、延髄(えんずい)、橋(きょう)、で構成されていて、脳と脊髄(せきずい)を結ぶ部分にあり、末梢神経(まっしょうしんけい)や筋肉にもつながっています。体温調節、呼吸、心臓の運動、などの生命維持に関わる神経が集中している部分です。

 脳幹出血の症状は、「呼吸障害」、「意識障害」、「眼球運動障害」、「四肢麻痺(ししまひ)」、「縮瞳(しゅくどう:瞳孔径が3mm以下になる)」「高熱」、などが起こります。

 眼球運動障害とは、両目が一つの方向にかたよったり、鼻をみつめたりする状態です。四肢麻痺とは、両手両足の麻痺のことです。

 脳幹出血は、命に関わる状態になることが多いです。脳幹出血が起こると、数分で昏睡状態になり、数時間のうちに死亡してしまうこともあります。



小脳出血 (しょうのう しゅっけつ)

 小脳出血(しょうのう しゅっけつ)とは、脳の一部である小脳に出血が起こる脳出血です。脳出血全体の約 5%がこのタイプの脳出血です。

 小脳とは、大脳の尾側(びそく)・脳幹の背側(はいそく)にあり、運動関連の命令を処理する部位です。

 小脳出血の症状としては、運動をつかさどる小脳で脳出血が発症するので、「突然の回転性の めまい」、「吐き気・嘔吐(おうと)」、「頭痛」、「歩行障害」、「意識障害」、「起立障害(きりつしょうがい)」、などが起こります。体の左右どちらかがマヒする片麻痺(かたまひ)は起こりません。


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