肥満と高血圧の原因

- 肥満と高血圧の原因について解説

肥満から高血圧になる原因

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高血圧(こうけつあつ)について解説しています。高血圧は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高血圧はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高血圧について理解して、高血圧の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高血圧を予防できるようにしましょう!
 高血圧について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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高血圧と肥満A〜肥満による高血圧の原因
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     高血圧と肥満A〜肥満による高血圧の原因


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肥満により高血圧になるのは、いくつかの原因があります。

まず、肥満している人の血流量は、肥満していない人より多いので、心臓からの心拍量を増やしてしまいます。また、身体全体に血液を送るには、血液を勢いよく全身に出さなければならないということが上げられます。

また、肥満している人は血液の中の脂質も多いので、血液もドロドロの状態であり、さらに体脂肪が多いのでその分血管を圧迫するため、心臓にもたいへんな負担がかかることから、高血圧が起こってしまいます。


さらに、血液中のインスリン濃度が高くなる「高インスリン血症(こう いんすりん けっしょう)」によるとも考えられています。

肥大化した細胞の中では、インスリン抵抗性をひきおこす生理活性物質の分泌量が増えるので、「インスリン抵抗性(いんすりん ていこうせい)」となってしまいます。

インスリンとは、膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモンです。血液の中のブドウ糖を細胞へ取り込む手助けをして、ブドウ糖をエネルギーに変える働きをします。

インスリン抵抗性とは、細胞がブドウ糖と結びついたインスリンを受け取れなくなる状態です。インスリンを受け取れないと、ブドウ糖を細胞に吸収できなくなるので、さらにインスリンが分泌されてしまうので、血液の中にインスリンの量が多くなってしまい、高インスリン血症になってしまいます。

高インスリン血症とは、血液の中のインスリンの量が多い状態です。

インスリン抵抗性から高インスリン血症になると、交感神経が活性化したり、ナトリウム(塩分)が体内へ貯まってしまったり、血管の収縮や機能の低下などにより、高血圧になってしまいます。



 それでは次のページでは、肥満解消と肥満度について見ていきましょう。

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