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降圧剤の種類は様々な種類があり、その特徴も様々ですので、降圧剤の種類・特徴・副作用を簡単に見ていきましょう。
▼降圧剤の種類
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・利尿薬(りにょうやく) -
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・薬による効果
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腎臓の水分やナトリウム(塩分)の排出を助けて尿の量を増やすことで、体内の水分の量を減らして血圧を下げます。最初に使われることが多いです。むくみやすい女性に適しています。 |
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・薬による副作用
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過敏症、めまい、低カリウム血症、高尿酸血症、 高脂血症、耐糖能の低下(糖尿病)、痛風、月経異常、腎結石、他 |
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・β遮断薬(べーた しゃだんやく) -
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・薬による効果
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交感神経のβ受容体(べーた じゅようたい)を遮断して、血圧を上げるカテコールアミンをいう物質を抑えて血圧を下げます。心臓から送られる血液の量を抑えて心拍量を抑え、末梢血管(まっしょうけっかん)を拡げます。心拍数が多い人、高齢者、狭心症を発症している人などに使われます。よく使われる降圧剤です。 |
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・薬による副作用
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手足の冷え、息切れ、気管支ぜんそく、末梢血管の循環の悪化、他 |
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・α遮断薬(あるふぁ しゃだんやく) -
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・薬による効果
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交感神経のα受容体という部分に作用して、血管の緊張を和らげて血圧を下げます。糖や脂質の代謝や、心臓や腎臓などの他の臓器への影響が少ないです。 |
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・薬による副作用
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たちくらみ、めまい、頭痛、他 |
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・αβ遮断薬(あるふぁ べーた しゃだんやく) -
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・薬による効果
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交感神経のα受容体だけ遮断すると、太い血管は拡がるが、末梢血管は縮んでしまうので、α受容体とβ受容体を同時に遮断することで、心臓から送られる血液の量を抑えて、末梢血管を拡げます。 |
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・薬による副作用
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立ちくらみ、他 |
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・カルシウム拮抗薬(かるしうむ きっこうやく) -
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・薬による効果
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カルシウムイオン(Ca2+)と拮抗する(互いに反する)薬剤です。血管を拡げ、心拍数を抑えて、血圧を下げます。脳・心臓・腎臓などへの血流がよくなるので、これらの臓器に病気がある方や高齢者に適した薬です。 |
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・薬による副作用
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頭痛、動悸(どうき)、むくみ、顔面の紅潮(こうちょう)、便秘、他 |
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・アンジオテンシンU受容体拮抗薬(ARB) -
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・薬による効果
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末梢血管(まっしょうけっかん)を拡げて血圧を下げ、心臓や腎臓への負担を軽くします。 |
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・薬による副作用
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動悸、めまい、他 |
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・アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬) -
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・薬による効果
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血圧を上げる物質が作られるのを防いで、血圧を下げる物質が作られるようにします。血圧を下げる作用が強く、利尿作用や心臓の負担を減らす作用もあります。 |
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・薬による副作用
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せき |
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