咽頭癌

- 咽頭癌とは?症状・検査・治療について解説。

咽頭癌とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「咽頭がん(いんとうがん)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、咽頭ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、咽頭癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     咽頭がん(咽頭癌)とは?


咽頭とは?

咽頭(いんとう)とは、鼻の奥の部分(鼻腔:びくう)から口の奥の部分へと続き、食道よりも上の部位のことです。咽頭は、上・中・下、と 3つの部分に分けられていて、それらを、「上咽頭(じょう いんとう)」、「中咽頭(ちゅう いんとう)」、「下咽頭(か いんとう)」、といいます。

中咽頭とは、口を開けたときに見える奥の部分です。上咽頭とは、その奥の部分より上、鼻の奥の部分のことです。下咽頭とは、 のどぼとけの後ろ側の部分、食道の入り口付近(のどのいちばん下の部分)のことです。



咽頭がんとは?

咽頭がん(咽頭癌)とは、咽頭に発生するのことです。咽頭がんは、発生する場所により「上咽頭がん(じょう いんとう がん)」、「中咽頭がん(ちゅう いんとう がん)」、「下咽頭がん(か いんとう がん)」、の 3つに分けられています

中咽頭には扁桃(へんとう)という部分があります。扁桃とは「のどちんこ」の両脇にある、2つの球状の組織のことですが、中咽頭がんでは、約半数がこの扁桃に発生するので、「扁桃がん(へんとうがん)」とも呼ばれています。

そして、咽頭癌の半数以上がは「下咽頭がん」です。

咽頭がんは、がんが小さくても頸部リンパ節(けいぶ りんぱせつ:首のリンパ節のこと)転移しやすいです。上咽頭がんは、肺、肝臓、骨、などへ転移しやすいです。

また、咽頭がんとともに、食道がん口腔がんが発生する場合もあります。これを「重複がん(じゅうふくがん)」といいます。



咽頭がんと年齢と性別

咽頭癌はがもっとも発生する年齢は、40歳〜70歳代ぐらいです。女性よりも男性に多いがんです。



咽頭がんと人数

咽頭癌はそれほど多くみられるではありません。同じ喉(のど)のがんである喉頭がん(こうとう がん)と比べると、患者数はその半分ぐらいです。

咽頭がんでの年間の死亡者数は、約2,000人ぐらいです。



咽頭がんと治癒率

咽頭がんの完治率は、頸部リンパ節(けいぶ りんぱせつ:首のリンパ節のこと)転移がないのであれば、約70%を超える完治率となります。

咽頭がんで、リンパ節への転移が多い場合は、再発する可能性も高くなります。



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