子宮がんの手術

-子宮がんの手術(子宮頸がん・子宮頚がん)について解説。(子宮癌)

子宮がん手術

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも子宮がん(子宮癌・子宮ガン)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、子宮がんの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、子宮癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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それではこのページでは、子宮頸がん(子宮頚がん)手術(外科療法)についてさらにくわしく見ていきましょう。



円錐切除術(えんすい せつじょ じゅつ)

円錐切除術(えんすいせつじょじゅつ)とは、癌(ガン)のある子宮の頸部(けいぶ)の組織を、円錐状に切除する手術です。この手術により採取された組織をくわしく調べて(生検)、がんの状態を見ます。

また、子宮頸がんの早期では、この円錐切除術がよく行われます。切除して組織を調べた結果、がんが 0期やTa期である場合は、その時点で治療が完了できる場合もあります。

この手術による子宮への大きな影響はありません。妊娠も可能です。



単純子宮全摘出術
(たんじゅん しきゅう ぜんてきしゅつ じゅつ)

単純子宮全摘出術とは、リンパ節は切除しないで子宮だけを摘出する手術です。年齢によっては卵巣も残します。

普通では、お腹を切り開いておこなう開腹手術により行います(腹式単純子宮全摘術)。ただ、膣(ちつ)から子宮を摘出できる場合もあります(膣式単純子宮全摘術)。

一般的には、早期の子宮頸がんで妊娠を希望しない方へ、円錐切除術(えんすい せつじょ じゅつ)の次に行います。



広汎子宮全摘出術
(こうはん しきゅう ぜんてきしゅつ じゅつ)

広汎子宮全摘出術とは、子宮と膣の一部や、周辺の結合組織、骨盤内のリンパ節、卵巣、卵管など、骨盤壁近くから広い範囲で切除します。子宮頸がんに関係するリンパ節も切除します。ただ、状態によっては卵巣と卵管を残す場合もあります。

広汎子宮全摘出術は、肉眼ではっきりとわかるTb期〜U期の子宮頸がんに行われます。



骨盤内臓全摘術
(こつばん ないぞう ぜんてき じゅつ)

骨盤内臓全摘術とは、癌(ガン)が子宮頸部(しきゅうけいぶ)だけでなく、性器の外に広がっている場合に、子宮・膣(ちつ)と共に下部結腸、直腸、膀胱(ぼうこう)を切除する手術です。

この手術の後は、人工肛門や、膀胱を通さず尿を体外に排出するよう尿路を変更する回腸導管、造膣術などの形成手術が必要になります。



それでは次のページでは、子宮体がんの外科療法(手術)についてくわしく見ていきましょう。

※次のページ「子宮ガンの治療A〜手術U」へ続く・・・・



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