食道がん(食道癌)の症状は、早期がんと進行したがんではかなり違いがあります。
早期の食道がんでは、症状はほとんどありませんが、あってもその症状は軽く、食べ物を飲み込んだときに少し痛んだり、しみたりする程度です。
例えば、熱い飲み物、お酒類、柑橘類、酢の物などがしみたりします。食べ物がつかえたりすることはありません。
食道がんが進行すると、症状として、食べ物を飲み込むと途中でつかえたり、胸のあたりに異物感を感じたりします。さらに食道がんが進行すると、食道が狭くなってしまい、水分も通らなくなってしまいます。
進行したがんが、食道の外側の壁を突き抜けて出てくると、そのがんが周りの臓器を圧迫するので、胸の圧迫感や背中の痛み、せき、血の混じったたんが出る、声がかすれるなどの症状が出てきます。
それでは次のページでは、食道がんの検査についてみていきましょう。
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