軟部肉腫の手術

- 軟部肉腫の手術や基礎知識について解説。

軟部肉腫手術

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「軟部肉腫(なんぶにくしゅ)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、軟部肉腫の様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、軟部肉腫をできるだけ早期発見できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     軟部肉腫の治療@〜手術


軟部肉腫の治療は、手術を基本として、化学療法(抗がん剤治療)放射線療法、を必要に応じて行います。



外科療法(手術)

手術では、腫瘍(しゅよう)を完全に切除する必要があるので、腫瘍から十分に距離を置いて広範囲に切除する必要があります。

腫瘍が、神経・骨・血管などを巻き込んでいる場合は、一緒に切除することになるので、他の場所から、神経・骨・血管などを移植したりします。

抗がん剤放射線で腫瘍を小さくしてから、手術を行う場合もあります。

手術で、腫瘍を完全に取り除けない場合は、関節を切り離す手術や、手や足などを切断することになってしまいます。

ただ、手術はなるべく手や足などの体の機能を温存できるように行われます。90%以上の方が切断することなく治療することができます。


・患肢温存術(かんしおんぞんじゅつ)

体の機能をなるべく残すことを考えながら、腫瘍を切除する手術方法です。患肢温存術を行うか、それとも切断してしまうかは、骨肉腫の広がり具合や、抗がん剤治療が効いているかどうか、年齢、発生場所、などにより決定されます。

手術による切除範囲を小さくするために、手術の前に化学療法(抗がん剤治療)や放射線療法で腫瘍を小さくしてから腫瘍を切除します。

ただ、患肢温存術は様々な合併症が起こる可能性があるというデメリットもあります。感染、神経まひ、関節拘縮(かんせつこうしゅく:関節が固まり動かない状態)、骨折、人工骨が壊れたりゆるんだりする、などです。

患肢温存術を行っても、手術をした部分の手や足の機能は元通りにはならないことが多いです。

また、患肢温存術の後、再発してしまった場合は、ほどんどが切断することになってしまいます。



それでは次のページでは、軟部肉腫の化学療法・放射線療法について見ていきましょう。

※次のページ、「軟部肉腫の治療A〜化学療法・放射線療法」へ・・・・


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