副腎癌

-副腎癌とはどんな病気?症状・検査・治療について解説。

副腎癌とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも「副腎がん(ふくじんがん)」について解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、副腎ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、副腎癌をできるだけ早期発見できるようにしましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     副腎がんの症状


※副腎がんについて最初から見たい方は「副腎がんとは?」のページをご覧下さい。


副腎にできる腫瘍には、ホルモンを過剰に分泌する「機能性腫瘍」と、ホルモンを過剰に分泌しない「非機能性腫瘍」があり、どちらもほとんどが良性ですが、中には悪性のものも発生することがあります。この悪性の腫瘍が「副腎がん」と呼ばれるものです。


機能性の副腎がんの症状は、機能性、つまりホルモンが過剰に分泌されるので、そのために様々な症状が起こります。例えば、悪性の機能性腫瘍である「悪性褐色細胞腫(あくせい かっしょく さいぼうしゅ)」では、頭痛・高血圧・動悸(どうき)などの症状があらわれます。

機能性の副腎皮質がん(ふくじん ひしつ がん)でも、コルチゾール(副腎から分泌されるホルモンの一種)が過剰になるタイプでは、顔が満月丸くなる「満月顔貌(まんげつがんぼう)」やお腹が太るなどの症状が起こります(クッシング症候群)。また、アルドステロン(副腎から分泌されるホルモンの一種)が過剰になると、高血圧、筋力の低下、多尿、などの症状が起こります。

つまり、副腎がん(悪性腫瘍)の機能性腫瘍の場合は、過剰に分泌されるホルモンの種類によって、起こる症状が色々であるということです。


非機能性の副腎がんの症状は、非機能性、つまりホルモンを過剰につくらないので、ホルモンが過剰に増えることで起こる症状があらわれません。ですから自覚症状があらわれないことが多いです。



副腎がんとクッシング症候群

副腎がんにより、「コルチゾール」というホルモンが大量に分泌されることがあるので、副腎がんの症状として、クッシング症候群が起こることがあります。

クッシング症候群とは、副腎という臓器から「コルチゾール」というホルモンが過剰に分泌されることで起こる病気で、お腹や顔が太る、手足がやせる、毛が濃くなる(男性化)、高血圧、頭痛、皮下出血、脳出血、などの症状が起こります。

また、クッシング症候群の女性に男性化の症状が発症している場合は、がんである可能性が高いです。



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