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活性酸素は、動脈硬化の進行に大きく関わっています。
活性酸素とは、活性化された酸素のことで、酸化力の強い酸素です。つねにある程度の量の活性酸素が体内に存在して、ウイルスなどの侵入物を退治するという重要な働きをしています。
活性酸素は私たちの体内に必要なものです。ただ、活性酸素が増えすぎると、動脈硬化の発生する危険を高くしてしまいます。
活性酸素についてくわしくは、「動脈硬化の原因A〜活性酸素」のページをご覧下さい。
活性酸素の私たちの体に悪い影響をもたらさないようにするためには、活性酸素を減らす「抗酸化物質(こうさんかぶっしつ)」を多く含む食品をとるという方法があります。
抗酸化物質とは、酸化を防ぐ事ができる栄養素のことで、抗酸化作用のある栄養素は、ビタミンやミネラル、さらに食品の色素や香りの成分などです。
活性酸素は動脈硬化だけでなく、糖尿病や癌(がん)などの生活習慣病にも関わっていると言われています。
ですから、動脈硬化やその他の生活習慣病の予防のために、抗酸化物質を含む食品を積極的に取り入れましょう。
それでは次のページでは、抗酸化作用のある成分や食品を見ていきましょう。
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