抗酸化作用

- 抗酸化作用と動脈硬化の予防について解説

抗酸化作用とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、動脈硬化について解説しています。動脈硬化は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、動脈硬化はとても危険な病気なのです。ですから動脈硬化について理解することで、動脈硬化の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、動脈硬化を予防・早期発見できるようにしましょう!
 動脈硬化について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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動脈硬化の食事療法D〜抗酸化作用と食品T
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抗酸化作用のある栄養成分と食品

抗酸化作用とは、活性酸素が細胞を破壊して酸化・老化するのをおさえ、酸化によって傷ついた細胞を修復する作用のことです。

抗酸化作用のある栄養成分は、「ビタミン類」、「ミネラル類」、「ポリフェノール類」など様々なものがあります。抗酸化作用のある栄養成分を含む食品も合わせてみていきましょう。


▼ビタミン類
ビタミンC
 ビタミンCは、強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を減らす働きをするときにいちばん消費する栄養素です。野菜や果物などに多く含まれています。ビタミンEといっしょに取ると効果的です。
ビタミンCを多く含む主な食品
 アセロラ、ゆず、レモン、柿、キウイフルーツ、いちご、めキャベツ、パセリ、ピーマン(赤・黄・緑)、にがうり、ブロッコリー、カリフラワー、など
ビタミンE
 ビタミンEは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、活性酸素に最初に作用する栄養素です。植物性油脂(しょくぶつせい ゆし)に多く含まれています。ビタミンCといっしょに取ると効果的です。
ビタミンEを多く含む主な食品
 ひまわり油、綿実油、サフラワー油、米ぬか油、とうもろこし油 、大豆油、マーガリン、なたね油、アーモンド、煎茶、抹茶、玉露、など
β-カロテン(β-カロチン)
 β-カロテン(ベータカロテン)は、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、緑黄色野菜や果物の色素成分です。活性酸素や過酸化脂質を除去して、細胞を活性化する働きがあります。緑・赤・黄色などの色の濃いものに多く含まれています。
β-カロテンを多く含む主な食品
 しそ、モロヘイヤ、にんじん、パセリ、バジル、あしらば、春菊、ほうれん草、西洋かぼちゃ、大根の葉、にら、おかひじき、みつば、小松菜、など


▼ミネラル類
セレン(セレニウム)
 セレン(セレニウム)は、体の中で過酸化脂質を分解する抗酸化酵素の主成分です。魚介類に多く含まれています。同じく抗酸化作用を持つビタミンEと一緒に摂ると、より効果的です。
セレンを多く含む主な食品
 鰯(いわし)、かれい、鰹(カツオ)、帆立貝(ホタテがい)、牡蠣(かき)などの魚介類、肉類、卵、小麦、牛乳
マンガン
 マンガンは、活性酸素を退治するSODという酵素の構成成分で、糖質や脂質などの代謝にかかわる酵素の補酵素として作用するミネラルです。別名「代謝のミネラル」とも呼ばれています。不足するとエネルギー代謝が正しく行われなくなり、骨や性機能の異常や糖尿病を引き起こす場合もあります。加工食品やインスタント食品が多い人は不足しやすいです。
マンガンを多く含む主な食品
 くるみ、アーモンド、ひまわりの種、ごま、しょうが、しそ、バジル、青のり、焼きのり、干しのり、大豆、玉露、煎茶、紅茶、小麦、ライ麦、玄米、干しエビ、など


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