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頸動脈(けいどうみゃく)、大動脈、腎動脈(じんどうみゃく)や下肢動脈(かしどうみゃく:足の動脈)の粥状硬化(じゅくじょう こうか)は、「CT検査」、「MRI検査」、「超音波検査」、などの画像検査で調べます。
CT検査とは、X線により体を輪切りにした断面(横断面)の画像を撮影することができる検査です。CTとは、Computed
Tomography(コンピュータ断層撮影)の頭文字です。(※CT検査についてさらにくわしくは「がんの知識T基礎」の「CT検査」のページをご覧下さい)
MRI検査とは、「Magnetic Resonanse Imaging(磁気共鳴画像)」の頭文字をとったもので、「磁気共鳴画像撮影」とも呼ばれます。X線検査やCT検査のようにX線を使わず、強い磁場と高周波を組み合わせて撮影します。
CT検査では体の横断面しか画像化できませんが、MRIではあらゆる角度からの断面を画像化することができます。また、CT検査のようにX線被爆の心配もありません。
(※MRI検査についてさらにくわしくは「がんの知識T基礎」の「MRI検査」のページをご覧下さい)
超音波検査(ちょうおんぱ
けんさ)とは、超音波を体の表面からあてて、体の中の内臓などの組織から反射した波をとらえることで、体内の構造や内臓などを画像化して、調べることができる検査です。
検査は痛みなどを感じることはありません。「エコー検査」または「US検査」とも呼ばれます。
(※超音波検査についてさらにくわしくは「がんの知識T基礎」の「超音波検査」のページをご覧下さい)
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