冠動脈造影検査

- 冠動脈造影検査と動脈硬化について解説

冠動脈造影検査とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、動脈硬化について解説しています。動脈硬化は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、動脈硬化はとても危険な病気なのです。ですから動脈硬化について理解することで、動脈硬化の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、動脈硬化を予防・早期発見できるようにしましょう!
 動脈硬化について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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動脈硬化の検査と診断C〜冠動脈造影検査
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     動脈硬化の検査と診断C〜冠動脈造影検査


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冠動脈造影検査 (かんどうみゃく ぞうえい けんさ)

冠動脈造影検査(かんどうみゃく ぞうえい けんさ)とは、心臓の周りを走っていて、心臓の細胞に栄養を与える「冠動脈(冠状動脈)」という血管を調べる検査です。

冠動脈に動脈硬化があると、冠動脈の血液の流れる部分(内腔)が狭くなって血流が悪くなって「狭心症(きょうしんしょう)」になったり、冠動脈が詰まって血流がとだえてしまうことで「心筋梗塞(しんきんこうそく)」になったりしてしまいます。

冠動脈造影検査の方法は、まず、腕(ひじ・手首の辺り)か足(ふとももの付け根)の血管からカテーテルと呼ばれる細い管(直径2mm程度)を入れて、それを冠動脈の入り口まで入れていきます。そしてそこから「造影剤(ぞうえいざい)」と呼ばれるものを冠動脈へ流し込んで、X線撮影(レントゲン撮影)して調べます。

造影剤とは、血管の状態を映像としてとらえられるようにするための液体です。胃のレントゲン検査で「バリウム」という液体を飲みますが、このバリウムも造影剤です。

血管はX線撮影では写らないので、造影剤と呼ばれるX線を通さない液体を入れて撮影することで、動脈硬化があるかどうかや血管の狭窄(きょうさく:狭くなっていること)があるかなどの状態を調べることができます。

冠動脈造影検査は、カテーテルという管を使って心臓の動脈を調べるので、「心臓カテーテル検査」とも呼ばれています。


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