「尿失禁とは?」のページでは、尿失禁には様々な種類があることを解説しました。このページでは「混合性尿失禁」について解説していきます。
混合性尿失禁とは、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁(急迫性尿失禁)が合併しているタイプの尿失禁です。
腹圧性尿失禁(ふくあつせい にょうしっきん)とは、中年以降の女性、特に出産経験の多い女性によく見られる尿失禁で、重いものを持ち上げたりなどの運動時、せき・くしゃみ、大きな声を出す、笑う、などお腹に急に力(圧迫)が加わることで起こります。尿が漏れる量や程度は人により違いがあります。(さらにくわしくは「腹圧性尿失禁とは?」のページをご覧下さい)
切迫性尿失禁(急迫性尿失禁)(せっぱくせい/きゅうはくせいにょうしっきん)とは、おしっこがしたくなってもトイレまで我慢することができず、尿をもらしてしまう尿失禁のことです。男女ともに起こりますが、特に男性に多いです。70歳以降の高齢者に多く見られます。(さらにくわしくは「切迫性尿失禁とは?」のページをご覧下さい)
混合性尿失禁は、尿失禁のなかでもよく見られるものの一つです。混合性尿失禁、切迫性尿失禁、機能性尿失禁もよく起こる尿失禁です。
それでは次のページでは、「機能性尿失禁」について詳しく見てきましょう。 |