尿失禁とは、無意識に尿が漏れてしまうことで、日常生活や社会生活に支障をきたす状態のことです。
尿失禁の定義としては、
「尿失禁とは、他覚的に認められる尿の不随意(ふずいい)な排尿のことで、社会的・衛生的に何らかのトラブルを引き起こすもの」とされています。
尿失禁には、原因や漏れかたにより、下記のような様々な種類があります。
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腹圧性尿失禁(ふくあつせい にょうしっきん) |
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切迫性尿失禁(急迫性尿失禁)
(せっぱくせい にょうしっきん)(きゅうはく にょうしっきん) |
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混合性尿失禁(こんごうせい にょうしっきん) |
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機能性尿失禁(きのうせい にょうしっきん) |
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反射性尿失禁(はんしゃせい にょうしっきん) |
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溢流性尿失禁(いつりゅうせい にょうしっきん) |
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真性尿失禁(完全尿失禁)
(しんせい にょうしっきん) |
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尿失禁には、いろいろなタイプ・種類があるということは解っていただけたでしょう。
尿失禁は男女を問わず起こります。特に女性の場合は 40歳を超えたぐらいから尿失禁になる人が増え始めます。
なかでも腹圧性尿失禁は、起こる年齢などに違いはあるものの、ほどんどの女性に起こります。
それでは次のページでは、上記にあげた尿失禁の種類がどのようなものなのか、それぞれ詳しくみていきましょう。 |