脳出血の前兆・前触れは、はっきりとした症状として現れることがなく、突然発症することが多いです。
まれにですが、「一過性脳虚血発作(TIA:いっかせい のうきょけつ ほっさ)」と同じ症状が脳出血の前兆・前触れとして現れることがあります。また、「頭がズキズキする」、「目がみえにくくなる」、などの症状を感じることもありますが、ほとんどの場合は、前兆がなく突然発症するのが脳出血です。
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・一過性脳虚血発作(TIA)とは?・・・・
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「一過性脳虚血発作(TIA)」とは、脳梗塞の前兆・前触れとしてよくみられる症状で、血液の固まりである血栓が脳の動脈で詰まって血流が途絶えることで起こる症状です。「片麻痺」、「体の片側のしびれる」、「めまいが起こる
」、「ろれつがまわらなくなる 」、「物が見えにくくなる 」、「視野が欠ける
」、などの症状が起こります。
症状は多くの場合は数分(2分〜15分)、長くても 1日ぐらいに消えてしまいます。
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※「一過性脳虚血発作(TIA)」についてくわしくは、
「脳梗塞」のカテゴリの
「脳梗塞の前兆・前触れ@〜一過性脳虚血発作」
「脳梗塞の前兆・前触れA」
「脳梗塞の前兆・前触れB」
のページをご覧下さい。 |
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脳出血の前兆・前触れがはっきりと現れることは多くありませんが、現れることもあるので、脳出血の前兆を知っておくことは脳出血による脳へのダメージを最小限に防げる可能性があり、治療後の状態も良くなります。
また、脳出血の最大の原因は「高血圧」です。ですから高血圧がある人は特に脳出血の前兆を知っておいて、もしその症状が現れたらすぐに救急車をよんで検査を受けましょう。
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・めまいがする |
・激しい頭痛がする |
・立ってしっかりと歩くことができない |
・気分が悪くなる、嘔吐(おうと)する |
・激しい肩こりを感じる |
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