脳出血の原因

- 脳出血の原因と基礎知識について解説

脳出血原因

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳出血(のうしゅっけつ)について解説しています。脳出血は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳出血はとても危険な病気なのです。ですから脳出血について理解し、脳出血の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳出血を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳出血について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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〜高血圧以外の原因〜
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     脳出血の原因A〜高血圧以外の原因


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 脳出血は前のページで解説しました通り、「高血圧」がいちばんの原因となりますが、高血圧以外の原因で起こる脳出血(非高血圧性脳出血)もあります。



アミロイド血管症

 高血圧以外の脳出血の原因として、「アミロイド血管症(アミロイドアンギオパシー)」があります。

 アミロイド血管症とは、アミロイドと呼ばれる異常なタンパク質が、脳内の血管の壁にくっついてしまうことで、血管や動脈がもろくなって破れやすくなる状態です。老人の方に多いく、脳出血を引き起こす原因になります。



脳動静脈奇形 (のう どうじょうみゃく きけい)

 「脳動静脈奇形(のう どうじょうみゃく きけい)」とは、一種の血管の奇形で、脳の中で異常な動脈と静脈が毛細血管を介さず直接つながっている状態のことです。

 通常、胎児の時に、血管は、動脈、静脈、毛細血管、に分かれますが、脳動静脈奇形はこの時期に発生する先天性異常です。脳の内部、脳の表面、硬膜などいろいろな場所に起こります。

 脳動静脈奇形の部分では、動脈と静脈が直接つながっているので血液が異常に速く流れています。また、正常な血管に比べて血管の壁が薄くて破れやすいため、脳出血の原因となります。



抗血小板薬・抗凝固薬

 「抗血小板薬(こうけっしょうばんやく)」や「抗凝固薬(こうぎょうこやく)」などの薬により、脳出血が起こることがあります。

 「抗血小板薬」や「抗凝固薬」は、血液を固まりにくくする作用があり、血液の固まりである「血栓(けっせん)」をできにくくするために使います。

 脳梗塞(のうこうそく)では、脳の血管に血栓が詰まってしまうことで発症するので、脳梗塞の治療や再発予防のために、「抗血小板薬」や「抗凝固薬」が使われます。

 ただ、これらの薬を使うと出血しやすくなるため、脳出血が起こってしまう危険もあります。



その他の原因

 脳出血の原因は他にも、「腫瘍内出血(しゅようないしゅっけつ)」、「脳の外傷」、「白血病(はっけつびょう)」などがあります。


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