脳梗塞の兆候

- 脳梗塞の兆候・予兆について解説

脳梗塞兆候

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳梗塞(のうこうそく)について解説しています。脳梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳梗塞はとても危険な病気なのです。ですから脳梗塞について理解し、脳梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     脳梗塞の前兆・前触れB


※前のページ「脳梗塞の前兆・前触れA」の続きです。
※脳梗塞の前兆・兆候について最初から見たい方は「脳梗塞の検査と診断@」のページからご覧ください。



TIAが起こったら・・・

 脳梗塞の前兆・兆候の症状であるTIA(一過性脳虚血発作:いっかせい のうきょけつせい ほっさ)については前のページ「脳梗塞の前兆・前触れA」で紹介しましたが、もしTIAが起こったら、すぐに病院に行って検査を受けてください。

 TIAはすぐに消えてしまうので、そのまま放置してしまう方もいますが、後で脳梗塞になってしまうより、早い段階で対処をするほうが後遺症が残りません。

 ですからTIAが起こったら、すぐに検査を受けましょう。特に中年〜高齢者の方、また高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満などに心当たりのある方はいつもTIAには注意しておきましょう。

 受ける病院は「神経内科」や「脳神経外科」で専門医の検査を受けるようにしましょう。



TIAの検査

 脳梗塞の前兆・兆候の症状であるTIA(一過性脳虚血発作)を調べる検査は、MRI検査、超音波検査(エコー検査)、MRA検査などがあります。

 体を輪切りにした断面を画像化して調べるCT検査を行う場合もありますが、脳梗塞の場合、CTに脳の梗塞している部分は 24時間以上経過しないと写らないので、MRIによる検査を行うことが多いです。


 MRI検査とは、X線検査やCT検査のようにX線を使わず、強い磁場と高周波を組み合わせて撮影する画像検査です。「磁気共鳴画像撮影」とも呼ばれます。CT検査では体の横断面しか画像化できませんが、MRIではあらゆる角度からの断面を画像化することができます。

 超音波検査(エコー検査)では、超音波(エコー)を放つ器具を首にあてて、はね返ってくる超音波を映像化することで調べる検査です。。首の左右に位置する動脈で、心臓から出た血液を脳に送る「頸動脈(けいどうみゃく)」に動脈硬化が起こると、そこに血栓と呼ばれる血液の固まりができて、それが脳の血管へ流れて詰まってしまうことがあるので、異常があるかどうか調べます。

 「MRA検査」とは、MRI検査により撮影した画像をコンピューター処理することで、脳の血管の位置や状態を立体画像ではっきりと写し出すことができる検査です。「磁気共鳴血管撮影(じききょうめい けっかん さつえい)」とも呼ばれています。


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