適正エネルギー量

- 適正エネルギー量と標準体重について解説

適正エネルギー量とは

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 このページでは、高血圧(こうけつあつ)について解説しています。高血圧は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高血圧はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高血圧について理解して、高血圧の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高血圧を予防できるようにしましょう!
 高血圧について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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標準体重と適正エネルギー量

肥満を解消する前に、まずは自分の標準体重を計算してみましょう。

標準体重とは、肥満でもやせているでもなく、病気にかかりにくく長生きできるだろう最も健康的に生活ができるとされた理想的な体重のことで、「理想体重」ともいいます。

標準体重の計算方法は、まず自分の身長を知る必要があるので、身長を測定しましょう。

身長が解りましたら、下記の計算式により、標準体重を計算しましょう。


  標準体重(kg) = 身長(m)×身長(m)×22

※身長の単位は「メートル」で行ってください。つまり「170cm」の人であれば「1.7m」になりますので、「1.7×1.7×22=63.58」なので、標準体重が「63.58kg」となります。


標準体重が計算できましたら、次は適正エネルギー量の計算です。

適正エネルギー量とは、1日に必要な最小エネルギー量のことで、1日に何kcal(キロカロリー)の食品を食べるのがベストなのかがわかります。

適正エネルギー量の計算方法は下記の通りです。


 ・適正エネルギー量 =
標準体重(kg)× 体重 1kgあたりの
必要なエネルギー(kcal)

※「体重1kgあたりの必要なエネルギー」の数値は、下記の表の「運動強度と必要エネルギー」を参考にしてください。


▼運動強度と必要エネルギー
運動強度 必要エネルギー 解説
軽い 25kcal 主婦・事務職など
部屋中心の生活
普通 30kcal 特に重労働を
していない人
重い 40kcal 重労働をしている人。


上の標準体重の計算式で、身長170cmの人の場合を計算して、「63.58kg」という数値が出ました。

この標準体重の数値をもとに、上の表の日常で特に重労働をしていない「運動強度が普通」の数値「30kcal」により適正エネルギー量を計算すると、下記のようになります。

  63.58kg×30kcal = 1,907.4

つまり、「身長170cmの人は 1日に 1,907kcal ぐらいのカロリーが適正エネルギー量である」、ということになります。



標準体重と適正エネルギー量が計算できたでしょうか?肥満している方は、この標準体重を目標に、毎日の食事のカロリーを適正エネルギー量にまで抑えていきます。

食事のカロリーを抑えるだけでも肥満解消の効果はあると思いますが、それを実際に行っていくのは大変でしょう。

ですので次のページでは、肥満解消のコツをいくつか見ていきましょう。


※次のページ「高血圧と肥満D〜食事による肥満の解消」へ続く・・・



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