子宮がんのステージ

-子宮がんのステージ・病期(子宮頸がん・子宮頚がん)について解説。

子宮がんステージ

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも子宮がん(子宮癌・子宮ガン)ついて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、子宮がんの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、子宮癌をできるだけ早期発見・予防できるようにしましょう!
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     子宮頸がんのステージ(病期)


子宮がんには、「子宮体癌取扱い規約」と「子宮頸癌取扱い規約」というものがあり、ステージの決定方法が定められています。

子宮がんのステージ(病期)は、癌(ガン)の進行具合、転移があるか、年齢、などの状態によって、0期〜W期までに分けられています。

それでは、「子宮頸がん(子宮頚がん)のステージ分類」、「子宮体がんのステージ分類」を見ていきましょう。



子宮頸がんのステージ(病期)分類

ステージ0期 -
 がんが子宮頸部の粘膜(上皮内)にとどまっている状態、つまり子宮の表面だけにがんがある状態。これを上皮がんといい、非常に早期のがんです。

ステージT期 -
 がんが粘膜の下の膜(基底膜)を破って、下の組織に進んでいる(浸潤しんじゅん)を始めた状態。いいかえれば、がんが子宮頸部(しきゅう けいぶ)だけにあり、他へ拡がっていない状態。
Ta期 -
 Ta期は、がんが基底膜を破ってすぐの状態で、浸潤の程度もほんの少しの状態です。これを微小浸潤がん(びしょう しんじゅん がん)といいます。
Tb期 -
 がんは子宮頸部にとどまっているが、がんの浸潤がもっと深くなり、転移の可能性が出てくる状態。

ステージU期 -
 がんが子宮頸部を越えて骨盤内にまで広がっているが、、骨盤壁までは進んでいないか、膣壁(ちつへき)の下 3分の1 にまで達していない状態。
Ua期 -
 がんは膣壁に広がっているが、子宮頸部の周囲の組織には広がっていない状態。
Ub期 -
 がんが子宮頸部の周囲の組織に広がっているが、骨盤壁までは進んでいない状態。

ステージV期 -
 がんが骨盤壁まで達したもので、がんと骨盤壁との間にがんでない部分を持たない状態、または膣壁(ちつへき)の下 3分の1 以上までがんが進んだ状態。このステージでは、がんの浸潤(しんじゅん)がひどいので、手術はもうできません。
Va期 -
 がんの膣壁への広がりは下 3分の1 を越えるが、子宮頸部の周囲の組織(子宮傍組織)への広がりは骨盤壁にまで進んでいない状態。
Vb期 -
 がんの子宮頸部の周囲の組織(子宮傍組織)への広がりが骨盤壁にまで進んでいる、また腎臓と膀胱(ぼうこう)をつなぐ尿管ががんによりつぶされて、水腎症や無機能腎を認める状態

ステージW期 -
 がんが、直腸や膀胱にまで広がった状態、または肺・肝臓、頸部のリンパ節など子宮から離れた臓器への転移がある状態。末期がんです。
Wa期 -
 膀胱や直腸の粘膜へがんが広がっている状態。
Wb期 -
 小骨盤腔(しょう こつばん くう)を越えて、肺などの遠隔臓器にがんの転移がある状態。



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