食道ガン

-食道ガン(食道がん・食道癌)の治療・症状・予防について解説。

食道ガンとは

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、がん(ガン・癌)の中でも食道がんについて解説しています。がんは誰でもなりうる病気ですが、特に高齢になってくると起こりやすくなる病気です。そして誰もがとても怖い病気であると感じているでしょう。しかし、だからこそガンについてしっかり目をむけて、食道ガンの様々な種類や、症状・原因・治療、さらに気になるがんについての色々な情報から、食道癌をできるだけ予防していきましょう!
 がんにならないように、そしてガンに負けないように、当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     食道ガンの進行


食道とは、喉(のど)と胃をつないでいる、長さが約25cmぐらい、直径は約1.5cmぐらい、食道壁の厚さは約4mmの管状のものです。

食道は、「頸部食道(けいぶしょくどう)」、「胸部食道(きょうぶしょくどう)」、「腹部食道(ふくぶしょくどう)」に分けられます。そのうちでも、癌(ガン)が発生しやすいのは胸部食道です。胸部食道から発生するがんは、食道ガン全体で 約50%以上になります。

そして、食道ガンは、食道の粘膜を構成している扁平上皮(へんぺいじょうひ)という細胞から発生する「扁平上皮ガン」と、腺上皮(せんじょうひ)という細胞から発生する「腺がん」の 2つに分類されます。

この 2つの食道ガンうち、日本人の 90%以上が扁平上皮ガンです。



食道壁と癌の進行

食道壁は、内側(食べたものが触れる部分)から、「粘膜上皮」、「粘膜固有層」、「粘膜筋板」、「粘膜下層」、「輪筋層」、「縦筋層」、「外膜」、というように構成されています。


▼食道壁の構成
・粘膜上皮(ねんまくじょうひ) - 食道の内側
・粘膜固有層(ねんまくこゆうそう)
・粘膜筋板(ねんまくきんばん)
・粘膜下層(ねんまくかそう)
・輪筋層(りんきんそう)
・縦筋層(じゅうきんそう)
・外膜(がいまく) - 食道壁の外側


食道ガンの場合、がんが粘膜下層までにとどまっているものを「表在ガン」、粘膜下層をこえて筋層にまで癌が進んでいるものを「進行ガン」といいます。

そして、表在がんの中でも、リンパ節への転移がないものを「早期ガン」といいます。



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