「尿失禁とは?」のページで解説したとおり、尿失禁には様々な種類があります。尿失禁の種類やそれぞれの症状・原因・治療などについてを詳しく解説してきましたが、このページでは、尿失禁の症状と原因について再度まとめて見ていきましょう。
|
腹圧性尿失禁の症状と原因
(ふくあつせい にょうしっきん) |
|
症状 -
・重いものを持ち上げたりなどの運動時、せき・くしゃみ、大きな声を出す、笑うなどお腹に急に力(圧迫)が加わることで起こる。
・尿が漏れる量や程度は人により違いがありますが、少量の場合が多い。
・女性に圧倒的に多くみられる。 |
|
原因 -
・骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)と呼ばれる、膀胱を支えて尿道を締めている筋肉がゆるんで弱くなってしまったためです。 |
|
切迫性尿失禁(急迫性尿失禁)の症状と原因
(せっぱくせい にょうしっきん)(きゅうはく にょうしっきん) |
|
症状 -
・おしっこがしたくなってもトイレまで我慢することができず、尿をもらしてしまう。
・尿が漏れる量は、状態により様々。
・男女ともに起こりますが、特に男性に多く、70歳以降の高齢者に多く見られます。 |
|
原因 -
・脳や脊髄(せきずい)などの中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい)に障害があるものと、膀胱炎(ぼうこうえん)、前立腺肥大などによって膀胱への刺激性が高まることで起こるものがある。 |
|
混合性尿失禁の症状と原因
(こんごうせい にょうしっきん) |
|
症状と原因 -
・腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁(急迫性尿失禁)が合併しているタイプの尿失禁です。 |
|
機能性尿失禁の症状と原因
(きのうせい にょうしっきん) |
|
症状 -
・痴呆や認知症の方など、適切な状況判断が出来なくて、部屋などのトイレではない場所で漏らしてしまったり、身体の様々な病気により速く行動できない方が、尿意を感じてからトイレまで我慢できずに漏らしてしまう。 |
|
原因 -
・身体運動障害の低下や痴呆・認知症、判断力低下を背景として失禁を起こしてしまうタイプの尿失禁です。泌尿器には問題がありません。 |
「尿失禁の症状と原因A」のページへ続く→ |