「尿失禁の症状と原因@」の続きです。このページでは、尿失禁の症状と原因について再度まとめて見ていきましょう。
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反射性尿失禁の症状と原因
(はんしゃせい にょうしっきん) |
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症状 -
・尿意を感じることができないことで、排尿を自分でコントロールすることができないために、尿が一定量たまると自分の意志とは関係なく排尿してしまう。 |
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原因 -
・中枢神経系の障害や、事故による脊髄損傷(せきずいそんしょう)など。 |
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溢流性尿失禁の症状と原因
(いつりゅうせい にょうしっきん) |
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症状 -
・尿の排出がうまくいかず、膀胱に尿がいっぱいに貯まり、膀胱からあふれ出るように自分の意志にかかわらず尿が漏れ出す。
・尿は少量ずつ漏れ出す。排尿力が弱く、残尿感があり。男性で特に高齢者の方に多く見られる。 |
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原因 -
・前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)や神経因性膀胱(しんけいいんせいぼうこう)などの排尿障害 |
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真性尿失禁の症状と原因
(しんせい にょうしっきん) |
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症状 -
・膀胱内に尿をためることが出来ず、自分の意志とは関係なく尿が常に漏れだしてしまう。 |
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原因 -
・前立腺の除去などによって、排尿の制御が全く出来なくなる |
それでは次のページでは、様々な尿失禁の治療について詳しく見てきましょう。 |