脳梗塞の初期の症状

- 脳梗塞の初期の症状・兆候・前触れについて解説

脳梗塞初期症状

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳梗塞(のうこうそく)について解説しています。脳梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳梗塞はとても危険な病気なのです。ですから脳梗塞について理解し、脳梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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※前のページ「脳梗塞の症状A」の続きです。
※脳梗塞の症状について最初からみたい方は、「脳梗塞の症状@」のページからご覧下さい。




視野障害

 脳梗塞の視野障害とは、「半盲(はんもう)」という症状がよく見られます。半盲とは、片目、もしくは両目で見ても視野の左右どちらかの半分(または4分の1)しか見えなくなってしまいます。



複視(ふくし)

 複視とは、両目で見たときhに、1つの物体が 2つ以上に重複して見える症状です。片方の目でみると、正常に見えます。

 脳の眼球を動かす神経に障害が起こると見られます。



めまい

 めまいとは、まるで自分が回転していたり、地面が揺れているかのようにクラクラする、フラフラするなどの症状が起こるものです。

 めまいは脳梗塞でなくても現れる症状ですが、他の脳梗塞の症状といっしょに起こったら、脳梗塞の可能性が高くなります。



運動失調

 運動失調とは、小脳に梗塞が起こると見られる発作で、筋力の低下や麻痺(まひ)などの症状がないのに、自分の思いどおりに運動が行えない状態のことです。

 物がつかめなくなったり、体がふらつき酔っぱらったようにフラフラ歩いたり、動きがぎこちなくなったりします。また、立っているとバランスがとれず、座っていても体が揺れてしまいます。



失行(しっこう)

 失行とは、運動麻痺や運動失調がないのに、手足の動かし方や使い方がわからなくなる症状です。大脳皮質が障害を受けると起こります。

 失行には、手の指・顔・足などの動作がうまくできなくなる「肢節運動失行(しせつ うんどう しっこう)」、物をうまく扱えなくなる「観念失行(かんねん しっこう)」、衣服の着方や脱ぎ方がわからなくなる「着衣失行(ちゃくいしっこう)」、があります。



失認(しつにん)

 失認とは、人や物や左右などの概念の認識ができなくなる症状です。

 例えば、左半側空間失認では、目で見て左側のものが見えてはいても気付かなかったり、無視してしまったりします。

 簡単な計算ができなくなることもあります。



健忘(けんぼう)

 健忘とは、急激にもの忘れが起こる記憶障害のことです。



頭痛

 大きな梗塞により脳がむくんで脳圧が高くなると、頭痛や嘔吐(おうと)が起こります。

 ただ、脳梗塞での症状として頭痛はあまりみられません。



※次のページ「脳梗塞の症状・後遺症C」へ続く・・・・

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