脳梗塞の言語障害

- 脳梗塞の言語障害などの症状・発作について解説

脳梗塞言語障害

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳梗塞(のうこうそく)について解説しています。脳梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳梗塞はとても危険な病気なのです。ですから脳梗塞について理解し、脳梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     脳梗塞の症状・後遺症A〜言語障害


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言語障害

 脳梗塞の言語障害とは、言葉を話す・聞きとることに関する障害です。

 言語障害は、「失語症(しつご しょう)」と「構音障害(こうおんしょうがい)」の2つがあり、さらに失語症は「運動性失語」と「感覚性失語」、構音障害は「弛緩性構音障害(しかんせい こうおんしょうがい)」と「失調性構音障害(しっちょうせい こうおんしょうがい)」があります。


 失語症とは、左脳の言語中枢に障害が起こると発症します。話すことや、言葉を理解する、聞く、読む、などの言語に関することの全てがうまくできなくなります。

 失語の運動性失語とは、相手の話していることを理解することはできても、それに対して思った通りに話せなくなる症状です。主に発音がうまくできなくなります。大脳の前頭葉(ぜんとうよう)にあるブローカ領域と呼ばれる部分に障害が起こることで発症するので、「ブローカ失語」とも呼ばれます。

 失語の感覚性失語とは、話すことはできますが、相手の話していることが理解することができないために、的はずれなことを答えてしまう症状です。大脳の側頭葉(そくとうよう)にあるウェルニッケ領域と呼ばれる部分に障害があると発症するので、「ウェルニッケ失語」とも呼ばれます。


 構音障害とは、話すことに関する筋肉の運動障害のことです。

 構音障害の弛緩性構音障害とは、相手の話していることを理解して、それに対して答えることができるのですが、下が回らないためにうまく話すことができない症状です。この症状は脳の大脳や脳幹が障害されると起こります。

 構音障害の失調性構音障害とは、話をしたときに、リズムが乱れる、つっかえる、繰り返しの言葉がうまく言えない、などの症状が起こるものです。小脳に障害が起こると見られます。



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