脳梗塞と心臓病

- 脳梗塞と心臓病や心房細動について解説

脳梗塞と心臓病

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、脳梗塞(のうこうそく)について解説しています。脳梗塞は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、脳梗塞はとても危険な病気なのです。ですから脳梗塞について理解し、脳梗塞の症状・原因・治療・検査や、さらに気になる色々な情報・基礎知識などから、脳梗塞を早期発見・予防できるようにしましょう!
 脳梗塞について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
高齢者の生活習慣病
トップページ
脳梗塞 一覧へ 脳梗塞の原因C〜心臓病
 スポンサーリンク
     脳梗塞の原因C〜心臓病


※前のページ「脳梗塞の原因B〜糖尿病・肥満」の続きです↓



 脳梗塞の原因は、動脈硬化だけでなく、「心臓病」によっても引き起こされます。

 心臓病により、心臓の働きが低下すると心臓の中の血流が悪くなるので、心臓の中に血の固まりである血栓(けっせん)ができやすくなります。

 血栓ができてそれが脳の血管へ流れて詰まってしまうと、脳梗塞になってしまいます。

 この、心臓病により起こる脳梗塞を、「心原性脳梗塞症(しんげんせいのうこうそくしょう)」といいます。

 心原性脳梗塞症を引き起こす心臓病は、様々なものがあるのですが、特に多いのが、「心房細動(しんぼうさいどう)」による脳梗塞です。

 心原性脳梗塞症の60%以上が心房細動が原因で起こります。



心房細動とは?

 心房細動(しんぼうさいどう)とは、心臓自体が作り出す心臓を動かす電気刺激がうまく伝わらなくなることで、心臓の左心房(さしんぼう)という部分の動きが悪くなり、脈が乱れる(不整脈になる)病気です。

 一時的に起こる「発作性心房細動」と、症状がつづく「慢性心房細動」があります。

 心房細動になると動悸(どうき)・息切れなどの症状が起こります。また症状を感じない場合もあります。



その他の脳梗塞に関わる心臓病

 脳梗塞に関わる心臓病は心房細動以外にも、「洞不全症候群(どうふぜん しょうこうぐん)」、「僧帽弁狭窄(そうぼうべん きょうさく)」、「人工弁置換」、「僧帽弁逸(そうぼうべん いつだつ)」、「卵円孔開存(らんえんこうかいぞん)」、「急性心筋梗塞(きゅうせい しんきんこうそく)」、「拡張型心筋症」、「心室瘤(しんしつりゅう)」、などがあります。



 「心原性脳梗塞症とは?」のページの「心原性脳梗塞症の原因」でも、心原性脳梗塞症の原因となる心臓病についての解説がありますので、合わせてご覧下さい。



 それでは次のページでは、脳梗塞のその他の様々な原因について見ていきましょう。

※次のページ「脳梗塞の原因D〜その他の原因」へ続く・・・・


スポンサーリンク


次のページ「脳梗塞の原因D〜その他の原因」へ
前のページ「脳梗塞の原因B〜糖尿病・肥満」へ

脳梗塞 一覧へ

高齢者の生活習慣病 トップページへ


高齢者の生活習慣病
動脈硬化
高血圧
高脂血症
糖尿病
肥満
メタボリックシンドローム

脳卒中
脳卒中
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血

心筋梗塞・狭心症
心筋梗塞
狭心症

がん(癌)
がんの知識T基礎
がんの知識U治療
がんの知識Vその他
種類別のがん
肺がん
胃がん
大腸がん
肝臓がん
すい臓がん・胆道がん
食道がん
悪性リンパ腫
白血病・多発性骨髄腫
膀胱・腎臓・副腎がん
咽頭がん・喉頭がん
口腔がん(舌・歯肉がん)
脳腫瘍・甲状腺がん
皮膚がん
骨肉腫・軟部肉腫
種類別 女性のがん
子宮がん・絨毛がん
乳がん
卵巣がん・膣・外陰がん
種類別 男性のがん
前立腺がん・精巣がん
Copyright (C) 高齢者の生活習慣病 All Rights Reserved