※前のページ「特定保健指導の支援B〜積極的支援とは?」の続きです↓
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積極的支援の「3ヶ月の継続的支援」について |
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特定保険指導の「積極的支援」では、「3ヶ月間の継続的な支援」というものが行われるということは、前のページ「特定保健指導の支援B〜積極的支援とは?」で紹介しました。
ただ、「3ヶ月間の継続的な支援」がどのように行われるのか、気になるところです。
ですのでこのページでは、積極的支援の「3ヶ月間の継続的な支援」がどのように行われるのかを見ていきましょう。
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「3ヶ月の継続的支援」とポイント制 |
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積極的支援では、最低でも 3ヶ月間は定期的に支援を受けることになります。
ただ、その支援の回数は「何回」と決まっているものではありません。
「3ヶ月の継続的な支援」は、「ポイント制」になっています。
支援には、個別支援、グループ支援、電話による支援、メールによる支援など、いくつかの種類があります。そして、それぞれの支援には「何分受けると何ポイント」とポイント数が決められています。
「3ヶ月の継続的な支援」では、「180ポイント以上の支援」を受けなければなりません。
例えば、「3ヶ月の継続的な支援」には「A」と「B」があるので、個別支援も「個別支援A」と「個別支援B」という
2種類があるのですが、「個別支援A」では「5分で20ポイント」、「個別支援B」では「5分で10ポイント」となります。
つまり、受けた支援の種類により決められたポイント数の合計が「180ポイント以上」にならなければならいというわけです。
そして、1回で受けることができる支援の最低時間(ポイントの下限)と、時間の上限(ポイントの上限)も決められています。
例えば、「個別支援A」では、「5分で20ポイント」となってはいますが、1回で最低でも「10分(40ポイント)」は受ける必要があります。そしてポイントのカウントは、1回につき最高「120ポイント」までとなります。つまり、30分(120ポイント)以上の時間を受けたとしても、カウントは「120ポイントまで」となります。
また、受けなければならない「180ポイント以上の支援」も、うちわけが決められています。
うちわけは、「180ポイント以上の支援=支援Aを160ポイント+支援Bを20ポイント」となります。
「3ヶ月の継続的な支援」には「A」と「B」があるということはすでに記述しました。つまり、必ず「支援A」と「支援B」を受ける必要があり、「支援A」だけで
180ポイント以上になっても、支援の終了にはならないということです。
受ける支援の種類は、「個別支援A・B」、「グループ支援」、「電話による支援A・B」、「メールによる支援A・B」、から自分で選択することができます。グループ支援には「A」と「B」というような 2つの種類はありません。
それでは次のページでは、「支援A」と「支援B」の内容について見ていきましょう。
※次のページ「特定保健指導の支援D〜積極的支援とは?V」へ続く・・・・
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