運動強度

- 運動強度と高脂血症の運動療法について解説(脂質異常症)

運動強度とは

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 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、高脂血症(脂質異常症)について解説しています。高脂血症は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になると注意したい病気です。そして、高脂血症はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから高脂血症について理解して、高脂血症の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、高脂血症を早期発見・予防できるようにしましょう!
 高脂血症について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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高脂血症の運動療法D〜運動強度
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運動強度について

運動療法で大切なことの一つとして、自分にあった量(強さ)の運動をすることです。運動の強さのことを「運動強度(うんどうきょうど)」といいます。

運動することが良いこととはいえ、度を超してやりすぎてしまうと体を壊してしまいます。

自分にあった運動の強さを知るための簡単な方法として、脈拍数から見る方法があります。

自分の運動できる限界の強度を 100%とすると、高脂血症の運動療法に適しているのは、50〜60%の強度が適度な数値といわれています。



脈拍から運動強度を判断する方法

まず、運動をしてから、脈拍を 15秒間数えます。そしてその数を 4倍して、1分間の脈拍数を算出します。

そして下記の計算式を計算して、自分の運動後の1分間の脈拍数と比べて、運動強度が適切かどうかを判断します。


1分間の
脈拍数
128 年齢 ÷ 2


・算出の例

年齢が 50歳の人を例にして計算します。まず、自分の年齢を 2で割るので「50÷2=25」になります。

そして、算出された 25を 128から引きます。「128−25=103」ですので、 50歳の人の場合は運動後の1分間の脈拍数が「103」ぐらいが適切な運動量となります。

運動後の15秒間の脈拍数が「30」だったとすると、4倍して「30×4=120」ですので、1分間の脈拍数が「120」となります。これだと、「103」より少し多いので、運動強度を少し下げた方がよい、ということになります。



運動療法での運動強度は、軽く汗をかき、体への負担を少し感じる程度が良いでしょう。


運動療法は、無理なく長く続けられる有酸素運動を、できるだけ毎日 20分以上行うようにしましょう。



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