小児の肥満

- 小児の肥満や肥満度について解説

小児肥満

高齢者の生活習慣病
 当サイトでは、様々な生活習慣病の中でも高齢者に見られる病気を中心に解説紹介しています。
 このページでは、肥満(ひまん)について解説しています。肥満は誰でもなりうる病気ですが、特に中年から高齢になるとなりやすくなります。そして、肥満はとても危険な病気の発症につながる可能性があります。ですから肥満について理解して、肥満の症状・原因・治療・検査やさらに気になる色々な情報などから、肥満を予防できるようにしましょう!
 肥満について知りたい方のために当サイトが少しでもお役にたてると幸いです。
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     子供の肥満A〜カウプ指数とローレル指数


※前のページ「子供の肥満@」の続きです↓


このページでは、乳児期(1歳まで)と幼児期(6歳まで)の発育状態の目安を知ることができる「カウプ指数」と、学童期(7〜12歳:小学生)の肥満度の目安を知ることができる「ローレル指数」について見ていきます。

ただ、カウプ指数やローレル指数は、必ずしも「体脂肪」ではなく、あくまで身長と体重との比の計算にすぎません。肥満は、筋肉、脂肪、骨格などをふまえて判断されるものであることをご理解の上、参考になさってください。



カウプ指数の計算式

乳児期(1歳まで)と幼児期(6歳まで)の発育状態の目安を知ることができる「カウプ指数」の計算方法は下記の通りです。


 ・カウプ指数 = 体重g÷(身長cm×身長cm)×10


計算して出た答えを、下記の表の数値に当てはめて判定します。

判定 カウプ指数
やせすぎ 12以下
やせぎみ 13〜14
標準 15〜18
太りぎみ 19〜21
太りすぎ 22以上

(計算例)「3歳で身長95cm・体重14kg」の場合、まず身長と身長をかけるので、「95×95=9025」になります。次に体重を 9025で割ります。体重は単位をグラムにして「14000g」になるので「14000÷9025=1.55」、そしてさらに10をかけるので「15.5」となります。つまり、この場合は「標準」ということになります。



ローレル指数の計算式

学童期(7〜12歳:小学生)の肥満度の目安を知ることができる「ローレル指数」の計算方法は下記の通りです。


ローレル指数

   =体重kg÷(身長cm×身長cm×身長cm)x10の7乗

   =体重kg÷(身長m×身長m×身長m)x10

※上には 2つの式がありますが、どちらで計算しても同じです。身長の単位に注意してください。
※10の7乗とは、「10000000」です。


計算して出た答えを、下記の表の数値に当てはめて判定します。

判定 ローレル指数
やせすぎ 100以下
やせぎみ 101〜115
標準 116〜144
太りぎみ 145〜159
太りすぎ 160以上

(計算例)「8歳で身長128cm・体重30kg」の場合、まず身長と身長をかけます。単位をメートルにすると「1.28m」ので、「1.28×1.28×1.28=2.097152」になります。次に体重を「2.097152」で割るので「30÷2.097152=14.3」、そしてさらに10をかけるので「143」となります。つまり、この場合は「標準」ということになります。



ちなみに・・・

成人の理想的な体重を割り出すためによく使われているものに、「BMI」というものがあります。

BMIとは、「ボディ・マス・インデックス」の略で、身長からみた体重の割合を示す体格指数です。

BMIについてくわしくは「肥満度のチェック@〜BMI」のページをご覧下さい。



それでは次のページでは、子供の肥満の原因について見ていきましょう。

※次のページ「子供の肥満B〜原因」へ続く・・・・



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